74 録画時間について従来のVTR(ビデオテープレコーダー) の場合、録画時間は、ビデオテープ自体の長さと録画速度(標準/3倍など)で決まります。ディスクの場合には、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)という可変圧縮方式でビットレート(Mbps:一秒あたりの情報量) の値を変えることで、録画できる時間を変えることができます。たとえば、バケツに水道から水を入れるとき、蛇口を大きくひねって水をたくさん出すとバケツはすぐにいっぱいになり、少しだけひねって水を出すと、バケツはゆっくりいっぱいになります。このときのバケツがDVD-RAMで、蛇口の回し具合がビットレート、水がいっぱいになるまでにかかる時間が、録画できる時間にあたります。水をたくさん出す、つまりビットレートが高いと、すぐにディスクはいっぱいになり、ビットレートが低いとディスクがいっぱいになるまでの時間が長くなります。画質について (SP、LP、TS、A1、A2、DL、MN モードの使い分け )ビットレート(Mbps)が高いということは、その映像に対する情報量が多く、低ければ情報量が少ないということです。ただし、ビットレー...