Chapter.3:.Eee.Slate.を使用する 3-6Trusted Platform Module(TPM) (特定モデルのみ)TPM(Trusted.Platform.Module)はシステムボード上のセキュリティチップで、OSや他のハードウェアから独立して機能するため、外部からの攻撃にも強く、従来はHDDに格納していた認証に用いる暗号キーなどの情報を安全に格納・管理することが可能です。このセキュリティ機能は、下の括弧内に記載した各TPMの持つ暗号化機能によりサポートされています(ハッシュ法、乱数発生、非対称暗号キー方式、非対称暗号/解読方式)。各システムの各TPMは、シリコン製造過程に初期化された独自の署名を持ち、安全性を強化しています。TPMアプリケーションTPMはシステムセキュリティを強化します。TPMはオプションのセキュリティソフトと併用することで、システム全体のセキュリティ、ファイルの保護、プライバシー保護を強化することができます。BIOSやOSに組み込まれたセキュリティシステムに比べ、遥かに高い安全性を提供します。