内蔵ストロボを使う77背景が撮りたいものより明るい場合や逆光撮影など、内蔵ストロボを発光させたい場合は、次の手順で使用します。内蔵ストロボが有効なのは、被写体との距離がおおよそ0.7 ~ 5mの範囲です。0.7mより近いと、露出が正しく制御されず、ケラレ(撮影した写真の周辺部が配光不足で黒くなる現象)などが発生します。(この距離は使用するレンズや、ISO感度の設定によって多少異なります。(p.185))内蔵ストロボとレンズの適合3内蔵ストロボは、ご使用のレンズや撮影条件によってケラレが生じることがあります。事前にテスト撮影をして確認されることをお勧めします。1レンズと内蔵ストロボの適合 (p.186)使ってみよう• 内蔵ストロボを使用する場合は、レンズフードを外して撮影してください。• 絞りs(オート)位置の機能がないレンズでは、内蔵ストロボは常にフル発光になります。内蔵ストロボの特徴や外付けストロボを使った撮影など、ストロボについての詳細は「ストロボの活用」(p.181)を参照してください。ストロボモードを設定するストロボモードC 自動発光自動発光+D 赤目軽減EF機能暗い場所や、逆光などの条件で自動的に発...