お使いになる前に131ヒストグラムとは、画像の明るさの分布を表したグラフです。横軸は明るさ(左端は黒、右端は白)を、縦軸は各明るさごとの画素数を積み上げて示します。撮影の前後にヒストグラムの形状や分布を見ることで、露出レベルと明暗差が適正かどうかを確認し、露出補正や撮り直しの判断に利用できます。1露出を補正する (p.117)1明るさを補正する (p.207)画像の明るさを見る極端な明暗部がない適正な明るさの画像の場合、グラフは中間域に分布します。暗い画像ではグラフの分布は左側に偏り、明るい画像では右側に偏ります。また、画像の中で、暗すぎてヒストグラムの左端よりも左になる部分は真っ黒になり(黒つぶれ)、明るすぎてヒストグラムの右端よりも右になる部分は真っ白になってしまいます(白とび)。Wには、黒つぶれ部分を黄色く、白とび部分を赤く点滅表示させる機能があります。1撮影した画像を再生する (p.82)1再生時の表示方法を設定する (p.222)1クイックビューの表示を設定する (p.276)色のバランスを見る「RGBヒストグラム」では各色ごとの強度分布を表示します。ホワイトバランスがうまく調整されている画像は、各...