PENTAX K-x
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はじめにこのたびは、ペンタックス・デジタル一眼レフカメラaをお買い上げいただき誠にありがとうございます。本製品の機能を十分活用していただくために、ご使用になる前に本書をよくお読みください。また本書をお読みになった後は必ず保管してください。使用方法がわからなくなったり、機能についてもっと詳しく知りたいときにお役に立ちます。使用できるレンズについてこのカメラで使用できるレンズは、基本的にDA・DA L・D FA・FA Jまたは絞りs(オート)位置のあるレンズです。それ以外のレンズやアクセサリーを使用するときは、本書のp.48およびp.282をご覧ください。著作権について本製品を使用して撮影した画像は、個人で楽しむなどの他は、著作権法により、権利者に無断で使用できません。なお、実演や興行、展示の中には、個人として楽しむ目的があっても、撮影を制限している場合がありますのでご注意ください。また著作権の目的となっている画像は、著作権法の規定による範囲内で使用する以外は、ご利用いただけませんのでご注意ください。商標についてPENTAXおよびペンタックス、smc PENTAXはHOYA株式会社の登録商標です。a、PENTA...
1本機を使用するにあたって*テレビ塔など強い電波や磁気を発生する施設の周囲や、強い静電気が発生する場所では、記録データが消滅したり、撮影画像へのノイズ混入等、カメラが誤作動を起こす場合があります。*画像モニターに使用されている液晶パネルは、非常に高度な精密技術で作られています。99.99%以上の有効画素数がありますが、0.01%以下の画素で点灯しないものや常時点灯するものがありますので、あらかじめご了承ください。なお、記録される画像には影響ありません。本文中のイラストおよび画像モニターの表示画面は、実際の製品と異なる場合があります。この製品の安全性については十分注意を払っておりますが、下記マークの内容については特に注意をしてお使いください。 警告*カメラの分解・改造などをしないでください。カメラ内部に高電圧部があり、感電の危険があります。*落下などにより、カメラ内部が露出したときは、絶対に露出部分に手をふれないでください。感電の危険があります。*ストラップが首に巻き付くと危険です。小さなお子様がストラップを首に掛けないようにご注意ください。*望遠レンズを付けた状態で、長時間太陽を見ないでください。目を痛めるこ...
お使いになる前に1314ピクチャーモードアイコン(p.84)ピクチャーモードで撮影する場合に、撮影時のモードが点灯U(Iの標準モード)/=(人)/s(風景)/q(マクロ)/\(動体)/.(夜景人)5手ぶれ補正(p.128)手ぶれ補正機能が有効なときに点灯6シャッター速度撮影時、調整時のシャッター速度電子ダイヤルでシャッター速度調整が可能なときはアンダーラインが点灯7絞り値撮影時、調整時の絞り値電子ダイヤルで絞り調整が可能なときはアンダーラインが点灯8合焦マーク(p.62)点灯:合焦したとき(ピントが合ったとき)点滅:非合焦のとき(ピントが合わなかったとき)9撮影可能枚数/露出補正値現在の画質、記録サイズ設定であと何枚撮影できるかを表示モードダイヤルがaのときは、適正露出値との差を表示(p.101)m点灯: 露出補正値を表示( p.107) mcボタンを押している間は、電子ダイヤルで露出補正値が調整可能となり、アンダーラインが点灯o点灯:ISO感度を表示電子ダイヤルでISO感度が調整可能なときはアンダーラインが点灯10フォーカスモード(p.112)\のときに点灯11AEロック(p.108)AEロック中に点灯...
46準備編2撮影する画像の記録サイズ(縦横の大きさ)と画質(JPEG画像記録時のデータ圧縮率)は、撮影後の画像の用途に応じて設定します。記録サイズの数値や画質のEの数が多くなるほど、プリントしたときに鮮明な画像を得ることができます。しかし、画像の容量が増えるので、撮影できる枚数(SDメモリーカードに記録できる枚数)は少なくなります。また、撮影した写真や印刷した写真の美しさ、鮮明さには、画質設定や露出制御などの撮影時の設定や使用するプリンターの解像度なども関係するので、記録サイズをむやみに大きくする必要はありません。例えば、はがきサイズにプリントする場合は、i(1728*1152)程度が目安です。用途に応じて適切な記録サイズと画質を設定してください。1JPEG記録サイズを設定する (p.174)1JPEG画質を設定する (p.175)*長期間使用しない場合は、保存したデータが読めなくなることがあります。必要なデータは、パソコンなどへ定期的にバックアップを取るようにしてください。*静電気や電気ノイズの発生しやすい場所での使用や保管は避けてください。*急激な温度変化や、結露が発生する場所、直射日光のあたる場所での使...
62使ってみよう33 ファインダーをのぞいて被写体を確認するズームレンズを使うと被写体の大きさを変えることができます。(p.66)4 AFフレームの中に被写体を入れてシャッターボタンを半押しするカメラが合焦動作に入ります。ピントが合うと、ファインダー内の合焦マーク]が点灯します。I(オートピクチャー)では、U(標準)/=(人)/s(風景)/q(マクロ)/\(動体)/.(夜景人)から最適な撮影モードをカメラが自動的に選択します。ストロボ発光が必要な場合には、内蔵ストロボが自動的にポップアップします。1シャッターボタンの操作 (p.64)1オートフォーカスが苦手なもの (p.65)1内蔵ストロボを使う (p.67)5 シャッターボタンを全押しする撮影されます。MFAF合焦マークストロボマーク
68使ってみよう3撮影モードによって、選択できるストロボモードが異なります。1 撮影モードで十字キー(3)を押す「ストロボモード」画面が表示されます。設定されている撮影モードで選択できるストロボモードだけが表示されます。2 十字キー(45)でストロボモードを選ぶ電子ダイヤルを回してストロボ光量の補正ができます。(p.72)D手動発光+赤目軽減ストロボの発光を手動で行います。発光する前に、赤目軽減のための予備発光をします。Gスローシンクロ明るさによって、遅いシャッター速度に設定されます。例えば夕景などを背景に人撮影をするときに利用すると、人も背景もきれいに写すことができます。Hスローシンクロ+赤目軽減スローシンクロで発光する前に、赤目軽減のための予備発光をします。Ik後幕シンクロシャッターの後幕が閉じる直前に発光するので、乗りなど動く被写体の光跡を、後ろに流れるように写し込むことができます。(p.158)rワイヤレスモード専用外付けストロボ(AF540FGZ/AF360FGZ)とシンクロコードを使わずに同調させることができます。(p.165)撮影モード 選択できるストロボモードI/=/s/q/\/./HC...
83いろいろな撮影4撮影モードを選ぶモードダイヤルのアイコンをダイヤル指標に合わせて、撮影モードを切り替えます。aには多彩な撮影モードがあります。用途に合わせて、撮影モードを選択してください。本書では撮影モードを以下のように呼びます。撮影モード 種類 参照ピクチャーモードI(オートピクチャー)/=(人)/s(風景)/q(マクロ)/\(動体)/.(夜景人)/a(ストロボオフ)(ライブビュー撮影時はd(青空)/K(夕景)追加)p.84H(シーン)モードA(夜景)/Q(サーフ&スノー)/K(料理)/K(夕景)/n(ステージライト)/R(キッズ)/Y(ペット)/U(キャンドルライト)/E(美術館)/l(ナイトスナップ)p.85露出モードe(プログラム)/K(感度優先)/b(シャッター優先)/c(絞り優先)/a(マニュアル)p.87動画モードC(動画)p.148ダイヤル指標
71使ってみよう3モードダイヤルがa(ストロボオフ)になっているときは、K/iボタンを押しても内蔵ストロボはポップアップしません。内蔵ストロボの赤目軽減機能「赤目現象」とは、暗い中で人のストロボ撮影をしたときに、目が赤く写る現象です。赤目現象は、ストロボの光が目の網膜に反射するために起こる現象と言われています。周りが暗いときには瞳孔が開いているため、赤目現象が目立ちます。赤目現象は完全に防ぐことはできませんが、軽減するには次のような対策が有効です。*できるだけ周りを明るくして撮影する*ズームレンズを使用している場合には、広角側にして近距離で撮影する*赤目軽減機能のあるストロボを使う*外付けストロボを使用する場合は、できるだけカメラから離すこのカメラには、内蔵ストロボの2度発光による赤目軽減機能が付いています。赤目軽減機能では、シャッターがきれる直前に小光量のストロボ発光が行われ、瞳径を小さくしてからストロボ撮影をするので目が赤く写るのを目立たなくすることができます。ピクチャーモード/H(シーン)モードで赤目軽減機能を使う場合は、D/Fを選択します。それ以外の撮影モードでは、F/Hを選択します。
72使ってみよう3ストロボの光量を-2.0~+1.0の範囲で変えることができます。設定ステップが1/3 EVか1/2 EVかで、光量補正値は以下のようになります。ステップ幅は、「Aカスタム1」メニューの「1. 露出設定ステップ」(p.108)で設定します。ストロボ光量を補正するステップ幅 光量補正値1/3 EV-2.0/-1.7/-1.3/-1.0/-0.7/-0.3/0.0/+0.3/+0.7/+1.01/2 EV-2.0/-1.5/-1.0/-0.5/0.0/+0.5/+1.0日中シンクロについて昼間の明るいときでも、帽子などで人の顔が陰になってしまうような場合に、内蔵ストロボを使って撮影すると顔が陰にならないきれいな写真が撮れます。このようなストロボの使い方を「日中シンクロ」といいます。日中シンクロでは、ストロボを手動発光にして撮影します。?撮影の方法1内蔵ストロボをポップアップし、ストロボモードがEになっていることを確認する(p.70)2ストロボの充電完了を確認する3撮影するストロボなし ストロボ使用 日中シンクロ背景が明るい場合には、露出オーバーになることがあります。
60使ってみよう3撮影の基本操作撮影するときは、カメラの構え方が大切です。*カメラを両手でしっかりと持ち、脇を閉めます。*シャッターボタンは指の腹で静かに押します。カメラの構え方*木や建・テーブルなどを利用して、体やカメラを安定させると手ぶれを防ぐ効果があります。*個人差はありますが、一般的には1/(焦点距離*1.5)が手持ち撮影の限界シャッター速度とされています。例えば、焦点距離が50mmでは1/75秒、100mmでは1/150秒程度です。これ以下のシャッター速度になる場合は、三脚または手ぶれ補正機能(p.128)を使用してください。*望遠レンズで三脚を使用するときは、カメラやレンズの総重量より重い三脚を使うとカメラぶれ防止に効果があります。*三脚を使用する場合は、手ぶれ補正機能は使用しないでください。(p.128)横位置 縦位置

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