SIGMA DP1
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111 本書はSIGMA DP1 カメラ本体の使用説明書です。 ソフトウエア“SIGMA Photo Pro”のパソコンへのインストール方法、ソフトウエアの使用方法、およびカメラとパソコンの接続方法は、同梱のSIGMA Photo Pro Disc 内のSIGMA Photo Pro 使用説明書(PDFファイル)をご覧ください。 C70JP07Z1 J 日本語使用説明書
2 妨害電波自主規制について 本カメラは、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準にもとづくクラスB情報技術装置です。本カメラは、家庭環境で使用することを目的としていますが、本カメラをラジオやテレビジョン受信機に近接して使用すると、受信障害を引き起こすことがあります。使用説明書に従って正しい取り扱いをしてください。 標準付属品の確認 このカメラには、標準付属品として以下のものが入っています。ご使用になる前にすべて揃っているかご確認ください。万一、足りないものがあるときは、お買い上げの販売店にご連絡ください。 ① DP1カメラ本体 ② レンズキャップ(カメラ本体に付属) ③ ホットシューカバー(カメラ本体に付属) ④ ソフトケース ⑤ ストラップ ⑥ リチウムイオン充電池BP-31 ⑦ リチウムイオン充電器BC-31 ⑧ 充電器用ACケーブル ⑨ USBケーブル ⑩ AVケーブル ⑪ SIGMA Photo Pro Disc ⑫ 使用説明書(本書) ⑬ 保証書 ⑭ 保証規定書 • 画像を記録するメモリーカードは付属していません。別途お買い求めください。
18レンズキャップ レンズを保護するためにレンズキャップが取り付けられています。カメラを使用しない場合はレンズキャップを取り付けて保管してください。 レンズキャップの外し方 レンズキャップ両脇のの凸部に指をかけて取り外します。 レンズキャップの取り付け方 [SIGMA]のロゴマークがほぼ水平になるようにしてはめ込みます。 ご注意!! • レンズキャップを外さないで電源を入れた場合、カメラの保護機能が働き、レンズの繰り出しが中断されます。キャップを外して再度電源を入れ直してください。 • レンズキャップは、レンズが繰り出された状態では取り付けできません。電源をOFFにし、レンズが収納されていることを確認してから取り付けてください。
105 ファイル番号の設定 記録されたデータには、自動的に0001から9999までのファイル番号が付けられます。データを再生しているときは、液晶モニタの右上にファイル番号が表示されます(P.70, 75参照)。また、ファイル番号はデータのファイル名にも表示されます。ファイル名は、4ケタのファイル番号と拡張子がSDIMの後に続きます。例えば、画像番号0023はRAWデータの場合、SDIM0023.X3F、JPEGデータの場合、SDIM0023.JPGと記録されます。DP1で撮影された画像ファイルは、すべてカードの###SIGMAフォルダに記録されます。 ファイル番号は連番か、空のカードを入れるたびにリセットされるかのいずれかができます。設定はセットアップメニューの「ファイル番号」で行います。 メモ • セットアップメニューの「カラースペース」で、「Adobe RGB」が選択されている場合、ファイル名の「SDIM」は「_SDI」となります。 ファイル番号設定項目 設定項目 設定内容 通し番号 (初期設定) 連続でファイル番号が付けられます。空のカードを入れたとき、最初のファイルに付けられるファイル番号は、...
58 ご注意!! • スポット測光で撮影された画像は、SIGMA Photo Pro の撮影情報ウインドウに「中央部分測光」と表記されます。 AEロック ボタンを押すと、その時の露出が固定されます。画面中央部に写したい被写体が無い場合などに便利です。特に、スポット測光との組合わせで有効です。 1 露出を合わせたい部分を画面の中央部に合わせボタンを押します。 (露出が固定され、画面中央上側にAELアイコンが表示されます。) 2 好みの構図にしてシャッターを切ります。 メモ • もう1度 ボタンを押してAEロックを解除するまで、何枚でも同じ露出で撮影できます。
110 フラッシュモード 強制発光、赤目軽減発光、スローシンクロ 外部フラッシュ ホットシュー (X接点、専用フラッシュ連動接点付) ドライブモード 1コマ撮影、連続撮影(3コマ連写)、 セルフタイマー (2秒 / 10秒) 液晶モニタ 約23万画素 2.5型TFTカラー液晶 表示言語 8言語 (英語 / 日本語 / ドイツ語 / 中国語(簡体字) / フランス語 / スペイン語 / イタリア語 / 韓国語) インターフェース USB端子 (2.0)、 ビデオ出力 (NTSC / PAL)、オーディオ出力 (モノラル) 電源 専用リチウム充電池 (Li-ion Battery BP-31) 、 ACアダプター SAC-3 (別売) 撮影可能枚数 約250枚(Li-ion Battery BP-31 使用、25℃時) 大きさ 113.3mm (幅) * 59.5mm (高さ) *50.3mm (奥行) 質量 250g (電池、カード除く) パソコンとの接続について カードに記録されたファイルは、DP1をパソコンに接続して転送することができます。画像データの転送速度はパソコンの性能やオペレー...
85 画像をマークする 画像をマークすると、お気に入りの画像の区分け、スライドショー用の画像の選別、デリートメニューの「マークしたファイルをすべて消去」(P.81)で消去する等、画像の選別に便利です。 画像マーク設定メニュー メニュー項目 設定内容 マーク解除 現在選択されている画像がマークされている場合、マークの解除を行います。 マーク 現在選択されている画像をマークします。 全画像マーク すべての画像をマークします。(既にマークされている場合は、選択できません。) 全画像マーク解除 すべてのマークされた画像をマーク解除します。 ご注意 !! • 音声メモと動画は、マークすることができません。 • ジャンプモード表示時は、ファイルのマークができません。 メモ • カメラでマークした画像は、SIGMA Photo Pro でもマーク状態と表示されます。
98画像をプリントする この章では、DP1で撮影した静止画(JEPGデータ)をパソコンを使わずに手軽にプリントする方法を説明します。ピクトブリッジ規格を利用したダイレクトプリントや、お店でのデジタルプリントシステムでは、RAWデータ(X3Fファイル)を直接プリントすることはできません。RAWで撮影されたファイル(X3Fファイル)は、パソコンにインストールされた画像ソフト「SIGMA Photo Pro」等でJPEG形式に変換する必要があります。詳しくは、同梱のSIGMA Photo Pro Disc内のSIGMA Photo Pro 使用説明書(PDFファイル)をご覧ください。 ピクトブリッジ対応プリンターでプリントする DP1を付属のUSBケーブルでピクトブリッジ対応のプリンターと接続すると、パソコンを使わずに手軽に印刷することができます。 1 ボタンを押して「 カメラ設定」メニューを開き、ボタンを押して「USBモード」を選択し、ボタンを押します。 2 ボタンを押して「PictBridge」を選択し、 ボタンか ボタンで確定します。 3 プリンターが印刷できる状態であることを確認し、カメラとプリ...
104 PAL (Phase Alternation by Line) 旧西ドイツで開発され、フランス以外の西ヨーロッパ諸国をはじめ、中国などのアジア諸国やアフリカなどで採用されている地上波アナログ力ラーテレビ放送の映像信号方式。水平方向の走査線数が625本で毎秒25フレームで構成されています。 RAW 撮像素子からの情報を特別な演算処理を加えず、パソコン上での画像処理を前提としたデータ形式です。画像の劣化しない方式で圧縮されたデータを専用ソフトで解凍、画像処理ができますので、高画質を保ったまま補正を加えることができます。 色温度 光源から出る光の色合いを、温度を表わすケルビン(K)という単位を使って数字で表わしたもの。基準となる太陽光は5600 K付近となり、色温度が低いと赤味が強い光となり、高いと青味が強い光となります。ちなみにタングステン光は3200 K程度、パソコンのディスプレイは9300 K程度に設定されています。 オートパワーオフ機能 ムダな電力消費を防ぐため、一定の時間カメラを操作せずに放置すると、自動的に電源をOFFにする機能です。 絞り値 撮像素子に当たる光の量をレンズ内の絞り羽根を開...
88画像を回転する ポートレートなど縦方向で撮った画像を、液晶モニタやテレビで見やすいように回転させることができます。向きを変えた画像は、スライドショーのほかにもすべての再生モードで変更されています。 メ モ • 画像を回転させると画面の表示は小さくなりますが、画像データのクオリティは変わりません。 • カメラで回転させた画像は、SIGMA Photo Pro でも同じ向きで表示されます。 • 動画は回転できません。 画像回転設定メニュー メニュー項目 設定内容 回転 現在選択されている画像を右回り(時計方向)に90度回転します。 回転 現在選択されている画像を左回り(反時計方向)に90度回転します。 1 コンタクトシート表示や 1 画像再生のとき、 ボタンで回転させる画像を選択します。 2 ボタンを押して「 再生設定」メニューを開きます。 3 ボタンを押して「回転」を選択し、 ボタンを押します。 4 ボタンを押して、時計回り「回転 」あるいは反時計回り「回転 」を選択します。

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