22音場の種類プレゼンス音場サラウンドバック音場サラウンドR音場 サラウンドL音場直接音、初期反射音、後部残響音がひとつになることで、リスナーは演奏会場や劇場をイメージすることができます。デジタル音場プロセッサーはこの反射音、残響音を再現することで、音場を作り出します。また、リスニングルームにおいて適切な反射音や後部残響音を再現できれば、独自のリスニング音場を作り出すことができます。つまりリスニングルームをコンサートホール、ダンスフロア、大聖堂などさまざまな演奏会場や劇場の音響効果に変えることができるのです。意のままに音場を再現する能力こそ、デジタル音場プロセッサーを通じてヤマハがこれまでに実践してきたことです。音場とは?「その空間が持つ特有の音の響き」を音場と呼んでいます。コンサートホールなどで、私達は、楽器の音や歌手の声が直接聴こえてくる「直接音」のほかに、床や壁・天井などに一回反射してから聴こえてくる「初期反射音」、さらに何回も反射を繰り返しながら次第に減衰してゆく「後部残響音」を聴くことになります。建物内部の形状や広さ、それに内装材料の種類などによって、初期反射音や残響音の構成が異なり、そのホール特有...