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>ranger2625さん

バッテリーというのはもともとが消耗品だ。どんな使い方をしたとしても確実に劣化が進む。どんな使い方をしていてもだ

もちろん使い方によっては劣化が大きかったり小さかったりはする。しかしいずれにしろ確実に劣化は進む

「充電しながらの利用は劣化が大きい」という話がある。それを鵜呑みにして「充電しながら使ったらすぐにバッテリーがダメになる。絶対にダメ」と思い込んでいる人間がいるわけだが。そりゃナンセンスだ

そんなに単純な話ではない

リチウムイオンバッテリーは温度が高い状態で充電操作をすると劣化が進みやすい。使用しながらだと温度が上がりやすい。だから「充電しながらの利用は劣化が大きい」と言われている

だとすれば逆に言えば「発熱が小さい用途なら問題ない」と言えるし。「温度が高いときは充電量が小さくなるように自動制御すればイイ」という話になる。そして実際のところ最近のバッテリー内蔵機器はたいていそういう制御を行っている。だからヘビーな使い方でもない限り、充電しながら操作をしても、劣化の具合はそれほど変わらないんだよ

逆に、充電しながらの利用を避けるために「バッテリーが空になるまで使ってから、充電器に接続して急速充電させてしまう」という使い方の方がバッテリーにかかる負担が大きくなる

音楽再生というのは大きな処理能力を要しない動作だ。だから発熱も低い。したがって Dockスピーカー等で充電状態にしつつ音楽再生をしても、バッテリー劣化はほとんど気にする必要はない。充電回路はバッテリーに負担がかからない形で自動的に充電動作を制御している。急速充電モードでなければ、バッテリーはフル充電になる前に充電が止まる