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前にも書いたとおり「安くてスピーカーの本数が多いもの」はすすめられません。
HT-SS380はまさにこれに当てはまります。
どうしてもバーチャルではなくリアル5.1chにしたいのなら予算を10万円ぐらいは見ておいてください。

MDR-DS7500ですが前に回答したときは試聴はしたけど持ってませんでした。
しかしそれから何日かして購入しました。
何本か音が派手な映画を観ましたが、かなりどっぷりと浸れます。
これまでにサラウンドヘッドホンは5台持ってたのですが、今回のは別格です。
同じソニーでも安物の5.1chスピーカーとは比較になりません。

説明に「高さの方向を表すことが出来た」と書いてあるのが気になっていたのですが、これは何日か聴いて耳が慣れるまで分かりませんでした。
バーチャル・ヘッドホンは脳がチューニングされるまでに何日かかかると思ってください。
接続してすぐでも「おおっ、すごい！」と思いますが、それは本当の音ではありません。
2日3日と経つと音がどんどん頭から離れた場所で出てるように感じてきますよ。
「いろんな方向の音を聴こう」「距離を感じよう」と意識するようにしてください。
脳がチューニングされたら意識しなくても広い音場を感じられるようになります。

7.1chの効果ですがMDR-DS7500は前方の上方にスピーカーを追加したドルビープロロジックIIzで、前機種のMDR-DS7100は真後ろにスピーカーを追加したドルビープロロジックIIxです。
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-DS7500/feature_1.html
買う前は「どれだけ違うのか聴き比べてみたいな」と思ってたのですが、MDR-DS7500にもドルビープロロジックIIxを搭載してたのでボタン一つで切り替えて簡単に聴き比べられました。
ドルビープロロジックIIxも悪くないですよ。

ゲーム機がPS3などブルーレイに対応してる機械の場合はドルビーTrueHDなどで送られる設定になってるか確認してください。
うっかり確認を忘れるとせっかくのブルーレイの高音質がDVDの旧規格に落として出力されてることがあります。
これは最新の規格に対応していないアンプに接続して機械が壊れるのを避けるために、わざわざ古い規格で送り出す設定にしてるわけです。

ドルビーTrueHDなどロスレス音声の伝送は光ケーブルでは出来ません。
ハイスピードHDMIケーブルを使ってください。


gachan_55さんみたいに思い込みだけで回答する人は嫌ですね。
私はリアル5.1chのセッティングにも自信がありますが、いまサラウンドヘッドホンを使っていても新しいのが出たら必ず試すほどサラウンドヘッドホン大好きです。

もともとオーディオにしてもホームシアターにしても「擬似的にコンサートホールや映画館の音を再現したい」という夢を追いかけるものです。
それが自分の頭の周りだけで再現出来るとなったら究極のサラウンドです。

映画館に行って聴く音も作品の世界を「擬似的に」作ってるわけですから「ヘッドホンは疑似だから間違いだ」なんいうのはバカげた意見です。
人間(と多くの動物)の耳は2つなんだからスピーカーが何個であろうと耳に入った時点では2chになってるわけです。


〉と言っても、5.1chと普通のスピーカーじゃ全然ちがいますけどね。

そうです。
耳に入った時点で方向感と高さの情報が分かるようにしてミックスして鼓膜に届くわけです。
それを機械で計算して再現するのがサラウンドヘッドホンです。

方式は違いますがパソコンにイヤホンかヘッドホンがつなげたら聴いてみてください。
http://www.designwalker.com/2007/06/holophonic.html