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『CDプレーヤー』と『AVアンプ』の接続は、
デジタルですか？ アナログですか？
と言いますか、X-10Wはアナログ出力しか搭載されていませんね・・・。


アナログ接続では、
AVアンプ内部での音楽信号はA/Dコンバーターにてデジタルに変換され、
DSP演算された後D/Aコンバーターにてアナログに変換し増幅します。

最初のA/D変換部分にて、
音量の大きい箇所がデジタル信号で表現できる最大音量を超えてしまい、
『ジャリジャリ』した音になることがあります。

この場合の対処方法は、
（1）デジタル出力可能な機種に変更し、デジタル接続する。
（2）X-10Wのアナログ音声出力を可変できれば、音量を下げる。


今回の組み合わせでは、
（A）TA-DA7000ES（AVアンプ）側に入力ゲイン調整が無い。
（B）X-10Wにはデジタル音声出力が無い。
この2重の問題があります。

TA-DA7000ESでのアナログ入力に入力ゲイン調整が無いと言うことは、
私の推測ですが、アナログ音声の監視を行いながら、入力過大にならない様に、
Dレンジの調整をリアルタイムに行っているのではないか？

と考えているのですが結果としてオーバーロードしているわけですから、
TA-DA7000ESの設計見込み以上の音声信号が入力されたと判断します。


X-10Wは、DACにワディア社協力の回路が搭載されていますので、
強力なアナログ出力部を誇るわけですが、
今回はそれが仇となった可能性が高いと思います。

一度、SONYさんのテクニカルサポートに連絡して、
症状を訴えてみてください。
入力ゲインを下げる方法があるかもしれません。