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コンセント式ＵＳＢ充電アダプタは念のために以下のことに気をつけてください。

・アダプタに記載されている定格出力電圧が５．０Ｖであること
これは、機種によっては５．２～５．４Ｖなどという高電圧を出力しているものがあるので、こういうアダプタに接続した場合は機器が呼称する可能性が非常に高いです。
理由は半導体やロジックＩＣの定格電圧は５Ｖ±５％（要するに４．７５～５．２５Ｖ）が許容値なので場合によっては民生品に使われている半導体などが一発で故障するからです。
したがって、一概に使用できるというのは間違っているので気をつけてください。
・アダプタに記載されている定格出力電流が５００ｍＡ以上であること
出力電流が少ないものは接続する機器によっては電流不足で充電できなかったり、充電に時間がかかると言う現象になって現れます。

パソコンのようにＵＳＢの規格で統一されているものは５Ｖ１Ａという決まったもの以外にありません。
しかし、ＵＳＢ充電アダプタは各メーカーでインターフェース（ＵＳＢの接続口）だけ同じものを使って、電圧や電流は自由に決められるために実際に使用する場合は神経を使ってくださいね。
一般的ではないＵＳＢ充電アダプタの例とすればｉＰｏｄ用として出力電圧が５．２Ｖという比較的高い電圧を出力しているものがあり、接続口が同じでありながら電圧が違うために、ｉＰｏｄ以外を接続した場合に機器の許容電圧が低いものは故障してしまう可能性があるからです。

安易に「使えます」とはいえませんので、必ずアダプタの定格出力電圧を確認して５Ｖ以上のものであれば使用を絶対に避けるべきです。

補足
５V５００ｍAなら接続する機器が故障することはないので安心してください。
リチウムイオン電池の３．７Ｖ７００ｍＡ（ｈ）について解説すると、リチウムイオン電池１セルの公称電圧が３．７Vであり７００ｍＡｈの公称容量があるということです。
公称容量はフル充電したときに電池に蓄えられる電荷、つまりどれだけ沢山の電気を貯めておけるかを表すために記載されます。７００ｍＡｈと記載されていれば３．７Ｖの電圧で７００ｍＡの電流を１時間流すことができる充電池であるとも言えます。言い換えればこの公称容量が大きいものほど電池の持ちが良いことになります。
ＩＣレコーダーで使用する電池とすれば充分に大きな容量なので、このような携帯機器の消費電流は１００ｍＡくらいに設計されるのが一般的なのでおそらく連続録音７時間くらいは稼動できるタイプと考えられます。

コンセント式ＵＳＢ充電アダプターに関して説明すると、５Ｖの電圧はＵＳＢの規格に合わせたものとして安定化出力しています。この５Ｖの電圧を最大５００ｍＡで出力できるものということです。携帯機器への充電に関して言えば充電電流が５００ｍＡ以下の機器なら問題なく充電できます。私自身が５Ｖ５００ｍＡのコンセント式ＵＳＢ充電アダプタを所有していますがこれで携帯電話を充電すると定格充電電流７００ｍＡに対して圧倒的な電流不足になるため正常な充電はできずに携帯電話の電源を切った状態でないと異常なまでの時間を要することも実経験から分かっております。
おそらく質問者さま所有のＩＣレコーダーなら極端に充電電流を必要としないものと思われますから、ＰＣのＵＳＢポートの出力は５Ｖ１０００ｍＡから充電するより時間はかかると思いますが充電できるものと思います。充電中のＩＣレコーダーの充電ランプが点滅するような場合は充電電流が不足しているものと思われますのでそのような症状が出たらＰＣのＵＳＢポートからの充電をお勧めします。