229

view

まず大前提として、「一眼レフ」であれば、メーカー機種問わず、ライブビュー撮影・動画撮影時のオートフォーカス速度はたいへん遅く、また精度も落ちます。コンパクトデジカメよりも遅いです。動画の撮影もかなりの頻度で考えている場合、一眼レフで動画を撮ることのメリット・デメリット双方をしっかり理解した上で検討しないと、気軽なイメージで動画を撮ろうとするとあとで困ることが多いです。一眼レフのライブビュー機能は”おまけ”機能でしかない現状ですが、ファインダー撮影をすればはるかに高速・正確で快適なピント合わせができます。ただし動画撮影は必ずライブビュー状態でしか撮影できませんから、動画を考えた場合は「ミラーレス一眼」と呼ばれるジャンルの、パナソニックG3・GF3などの方が良いと思います。安価ではないですが。D3100は必要十分な性能を持ちつつ、はじめての人にも使いやすい「ガイドモード」を搭載していることが特徴です。ダブルズームキットには、現行の「200mmダブルズームキット」と、すでに生産の終わった「ダブルズームキット（55-300mm付）」の2種類があるので間違えないようにしてください。量販店の店頭からは300mmのズームキットはなくなりつつあります。D5100はガイド機能はありませんが、可動式液晶と、上位機種と同じセンサーを搭載したモデルです。Kiss X5は上記D5100とよく比較される機種です。こちらも高性能を手堅くまとめた人気機種です。EOS 60Dは、Kissシリーズの上位機種になります。操作ダイヤルなどがさらに上位の機種と共通になっているので、こだわったマニュアル操作をしようとした場合には有利ですが、予算的に18-55mmレンズキットしか購入できないのであれば、逆に使いづらくなる気はします。