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非公式にレンズの開発凍結を表明していますが、「しばらくはマイクロフォーサーズに注力」という表現ですから、再開に含みを持たせているものの当分ボディもレンズも開発予定は無いようです。マイクロフォーサーズが順調に売れ、EVF・コントラストAF・シャッター等の弱点が克服できる技術的なブレイクスルーがあればフォーサーズを続ける意味は無くなります。マイクロフォーサーズが後発のレンズ交換式デジカメに埋没してしまい、オリンパスが現状の一眼レフ市場と同じポジションになってしまったとして、フォーサーズを再開する体力がオリンパスにあるとは思えません。第一、両フォーマットを開発・製造・販売するだけの力量は現在のオリンパスにはありませんので、フォーサーズは放置＆フェードアウトと考えるのが普通です。OMシリーズもOM40以降はチタン外装やブラックボディ等の派生型やOEM品の発表に止まり、実質15年放置して終了に至りました。私も放置を経験したOM難民の一人でしたが、今回もオリンパスの言動からは当時と同じニオイがぷんぷんとしていますので、歴史は繰り返されるかもしれません。もっともオリンパスの本業は内視鏡を中心とする医療分野であり、ICレコーダーであるわけですから、カメラ部門は継続することに意義がある程度にしか考えていないのかもしれませんね。E-5はいいカメラですが、フォーサーズの真価はE-420のサイズだと思いますので放置するにしても真性のE-420後継機を出してからにして欲しかったですね。