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お客様相談センターの話とサービスセンターの話がバラバラで困ってしまい...

お客様相談センターの話とサービスセンターの話がバラバラで困ってしまいました。 この冬に買ったパナソニックのルームエアコンCS-V282Cで取説に従い再熱除湿運転後に内部乾燥するよう設定しましたが取説どおりに動作しません。
そこでパナソニックお客様相談センターに電話したところ「取説に書いてある以上のことはわからないので修理担当に相談して下さい。」とのことでした。
そのため地元のパナソニックテクニカルサービスセンターに話を伺ったら今度は「冷房時以外は運転後に内部乾燥はしないはず。工場にも確認した。」とのことで取説を度外視した見解でした。
それでは話のつじつまが合わないのでそれぞれに複数回再質問しましたが双方困惑気味の様子で私も困ってしまいました。
一方、再熱除湿運転自体も冬季は事実上機能しません。
そのことについてもサービスセンター曰く「冬なのだから当然機能しない。」とのことですが、相談センター曰く「取説どおり外気温1℃以上なら作動する仕様になっている。」とのことでこれも話がバラバラです。
春になりサービスセンターの方の予言通り症状は改善に向かっているので、多分、取説と相談センターが間違っているのかな?とは思いますが、このような、バラバラな対応って普通にありえる話なのでしょうか?
Yahoo!知恵袋 4429日前
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質問者が選んだベストソリューション
前回の質問を含め、エアコンの除湿は、ドライ(弱冷房運転)にせよ再熱除湿にせよ、除湿を行っているのは「冷房」です。
熱交換器を冷却して室内空気を結露させて水分を取っています。
再熱除湿運転は、室温が低い環境で除湿運転(冷房運転)を行うとエアコンから出る風の温度が低い為に寒くなるので、除湿の為に冷却した空気をわざわざ室温程度まで温めて寒さを感じ難い様な風を出す様にしたものです。
通常の除湿運転の最終段階で空気を温める様にしたものが再熱除湿運転です。
予め空気を温めてそれを結露させてどうこうと言う様な運転ではありません。

外気温10度程度、室内気温18度程度、室内湿度80パーセント程度の環境と言う事ですが、室温によって露点温度や絶対湿度が変わりますので除湿能力は変わります。

室温18℃ 相対湿度80% 露点温度14.5℃ 絶対湿度12.3g/m3
室温20℃ 相対湿度80% 露点温度16.4℃ 絶対湿度13.9g/m3
室温22℃ 相対湿度80% 露点温度18.4℃ 絶対湿度15.6g/m3
室温24℃ 相対湿度80% 露点温度20.3℃ 絶対湿度17.5g/m3

室温30℃ 相対湿度80% 露点温度26.2℃ 絶対湿度24.4g/m3

室温18℃・相対湿度80%の環境で除湿を行おうとすると露点温度が14.5℃なので、熱交換器を14.5℃以下に冷却する必要があり、仮に全ての水分を除湿出来たとしても、1立方メートルの空気中にある水分は12.3gしかありません。
例えば、真夏の室温30℃・相対湿度80%の環境だと露点温度は26.2℃なので、熱交換器を10℃台まで冷却しなくても結露が発生させられますし、1立方メートルの空気中には24.4gの水分があり、先の18℃の場合の倍近くの水分があります。

つまり、室温が低ければ結露を起こす為に熱交換器を強力に冷却する必要がありますが、元々、空気中にある水分量が少ない為に除湿出来る水分量は少ないと言う非常に効率の悪いものになります。
再熱除湿の場合は、室温以下に冷却した空気を放出前に室温程度迄に温める必要があり、暖房も行う必要があるので更にエネルギーを余分に消費します。
基本的に日本の冬は、気温が低く空気が乾燥しています。
この環境で再熱除湿を行うのは、元々水分量が少ない空気中から強力な冷房運転を行って水分を搾り取り、強力な冷房運転で冷えてしまった空気をそのまま放出出来ないので暖房で温めると言う非常に効率の悪い事を行っています。

国の省エネ目標の関係で、無駄なエネルギーを消費する様な運転にはセーブがかかります。
トップランナー方式と言うものを採用しているので、省エネ性能が悪いメーカーは国の方針で市場から追い出されてしまいます。
その様な環境下にある為に能力よりも省エネが重視されていますので、上記の様な運転は機器側で出来ない様になっている可能性もあります。
出来たとしても前述の様に搾り取れる水分量は限られています。

ヒートポンプなので外気温によって能力が変わりますし、熱交換器の表面温度がどの程度にまで冷却されるかの仕様が分かりませんので、上記はエアコンの仕様や特性を無視しています。


お客様相談センターとサービスセンターの話が異なる点についてはおかしいとは思いません。
お客様相談センターは、取扱説明書やメーカーの出している仕様に基づいて話をしていて、サービスセンターは現場の実情の話をしているだけだと思います。
お客様相談センターは集約された場所にあり、サービスセンターは各地区に拠点があると思います。

先の説明でも書きましたが、「日本の冬は、気温が低く空気が乾燥しています。」と言うのはあくまでも一般論で、今回の場合で言うと取扱説明書に書かれている内容です。
全国的に見て概ね当てはまる事です。ところが、各地方で見ると話が変わって来ます。
東北の日本海側の地域の様に、気温が低いが湿度が高い地域もありますし、沖縄の様に真冬でも気温が高い地域もあります。これが今回の場合で言うとサービスセンターが知っている地域の実情だと思います。
因って、取扱説明書と地域の実情には違いがある場合がありますし、お客様相談センターとサービスセンターとでは基にしているものが違うので話が変わってもおかしくないと思います。

取扱説明書に全ての例外項目を記載する事は出来ませんし、実情を知っている現場の人間でも全ての現象を把握出来る訳ではないので、だと思いますとかのはずですと言う回答になるのも仕方の無い事だと思います。
双方の業務の限界と思いますので、どちらが悪いとは言えないと思います。

メーカーだから全て把握していないといけないとか全て分かっていて当然と言う様な考えはおかしいと思います。
Yahoo!知恵袋 4424日前
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質問者が納得前回の質問を含め、エアコンの除湿は、ドライ(弱冷房運転)にせよ再熱除湿にせよ、除湿を行っているのは「冷房」です。 熱交換器を冷却して室内空気を結露させて水分を取っています。 再熱除湿運転は、室温が低い環境で除湿運転(冷房運転)を行うとエアコンから出る風の温度が低い為に寒くなるので、除湿の為に冷却した空気をわざわざ室温程度まで温めて寒さを感じ難い様な風を出す様にしたものです。 通常の除湿運転の最終段階で空気を温める様にしたものが再熱除湿運転です。 予め空気を温めてそれを結露させてどうこうと言う様な運転ではあり...
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取扱説明書・マニュアル

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http://dl-ctlg.panasonic.jp/.../cs_12v_22_40_01.pdf
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