NHKは元からキタナイです。TH-42PX70SKのモデルはプラズマですので画質も液晶以上に優れています。こういう場合返って画質のキタナイチャンネルは荒っぽさが目立ちます。プラズマよりも性能の低い液晶は殆どわかりません。私は電気工事関係の会社に勤務しててテレビ販売なども行っていますがお客様宅で確認したときに電波状況は良かったのに画質が非常にキタナイと実感しました。
理由はNHKのEテレはフルセグで使っているブロック数が少ないんです。ワンセグのチャンネルが2つあるためその分画質を下げています。地上デジタル放送は13ブロックですがNHKのEテレは11ブロックをフルセグ使用にして2ブロックをワンセグに割り当てています。総合のほうは放送設備が違います。サブチャンネルが1と2だけしか無く標準画質放送の時には両方とも480iになってしまいます。ですが民放で第3サブチャンネルだけを使用しているときには第1第2を同時番組にして1080iで第3サブだけは480iですが荒さが目立ちにくいです。NHK総合でサブを使っているときはビットレートはそのままです。今後総合もワンセグを2チャンネル分にする予定ですのでこれが始まれば更に画質は下がります。要はNHK側の放送機器が民放と比べてショボイということです。
BSはトランスポンダというもとスロット数で分けられています。NHKはトランスポンダがBS-15ですが全て使用しているわけではなく半分未使用のスロットルがあり画質は民放チャンネルと同画質です。ですが電波状況が悪い場所ではワンセグ並みの画質になります。アンテナに雪がたまって電波状況が下がったときには民放は受信不可にはなりますがNHKは画質を下げて受信感度を上げている対策をしているのでこういう状況の時には無茶苦茶汚くなります。NHKはこれをフルに使えば民放以上に画質は向上します。スロット数が多いためサブチャンネルを使用しても画質の低下が殆どないというメリットがあります。