249

view

どちらのイヤフォンも使用したことがなくて申し訳ないのですが、結構イヤフォンにはこだわりが色々な種類のイヤフォンを試している身としてお答えします。イヤフォン全般における簡単な基礎知識？です。まずイヤフォンには本当に様々な価格帯のものがありまして、今回のモデルはどちらもイヤフォン全体でいうと低価格帯のモデルとなります。もちろん高額になるほど音質はよくなると考えてよろしいのですが、もう1つ大事な要素に「好み」というのが混じってきます。同じ価格帯で言っても、中音域が強調されているものや、高音域が強調されているもの、全体的にバランスが良いもの、そして低音域が強いものなど様々あります。これは「技術的にそうなった」のではなく、意図してメーカー側がそのようにチューニングしているのです。今回購入されたモデルは、アマゾンの商品ページを確認した所、低音域強調モデルと明記されておりました。そして技術的な事をいうと、中音域や高音域を出すよりも低音域をしっかりと出す方が難しい傾向にあります。アマゾンの商品レビューを見させていただいたのですが、「この価格でこの低音を出せればOK(★は5つ)」との意見がありましたので、このイヤフォンは妥当な値段なのではないかと考えます。低音域がこもって聴こえるのは、低価格の低音重視イヤフォンでは仕方の無いことだと思います。低音が強調されてかつ音がクリアなイヤフォン、となれば万単位になること必至です。そして逆に低価格で低音重視ではないイヤフォンは音が軽い傾向にありますので、今回全く真逆のタイプのイヤフォンを購入してしまいそのギャップに驚かれたのでしょう。先程も言いました通り、こうなるとこれは好みの問題ですのでどちらが音質が良いかの判断は難しいと思います。もう1つイヤフォンを使いつづけるということにおいて「慣れ」というものがありますので、今回購入されたイヤフォンを使いつづけたらそちらの方が好みになるかもしれません。そしてその状態で前のイヤフォンを聴くと「軽すぎる」と感じると思います。ですのでもし次イヤフォンを購入する機会があるのならば、メーカーのホームページか何かでどのような音の特性なのか調べてから購入することをオススメします。アマゾンの商品レビューなんかも実際に使った感想ですので結構参考になりますよ。ちなみに私は聴く曲によってイヤフォンを使い分けています。(ハードロックなら低音重視、女性ボーカルなら中高音重視、など…)まずはこれを機会に自分がどのような音が好みなのか考えてみるのも良いですね。