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基本的には良くなるはずです。良くなる理由は、ダイアフラム（振動板）のエッジ部分がエージングによって柔軟になり、音を効率よく伝えられるようになるためです。この、カテではエージングをする方が良いという回答が多いようです。私は、エージングをするより、自然に任せてなじませる方法を選びます。個人的な見解ですからこれが正しいと言い切れませんが以下のことが考えられます。エージングでダイアフラムを柔軟にすると音は良く出るようになります。しかし、ダイアフラム周囲のエッジ部分が軟化した分、短時間でダイアフラムの割れが発生するからです。ダイアフラムはとても薄い皮膜で作られている性質から、機械的には強度が低下します。エッジ部分が割れると、大音量での再生時にパリパリという音がダイアフラムの割れた部分がこすれて発生します。また、割れが発生しなくてもダイアフラム周囲をフレームに固定している部分の接着剤がはがれてくることもあるため、同様の症状や音が歪む現象としてあらわれるので寿命を短くします。長く使うつもりがないならエージングすることをお勧めします。逆の考え方をするなら、エージングをしなければ良い音が出ないヘッドフォンはあまり良いものではないと考えられます。現在のヘッドフォンは、よほどのことがなければ購入時から良い音が出せるはずです。私の場合は大切に長く使いたいからエージングは絶対にしません。現在、パナの耳掛けヘッドフォンを９年使い込みましたが故障は一度もありません。どちらかというと、あるがままのヘッドフォンの音質を楽しみ、それが使い込んで時を経て変化してゆくことも良いものです。プロの意見ではありませんから、これらの選択は質問者様のご判断になりますことを予めご了承ください。最後になりますが、イマイチ回答にならない回答になってしまったので申し訳ありません。