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①エンジンの過熱防止と防錆を兼ねています。成分は水とエチレングリコール、防錆剤からできています。水だけでは冬場に凍結してしまうので不凍剤としてエチレングリコール、エンジン内部の錆防止用に防錆剤が入っていて水にエチレングリコールを何％配合するかによって凍る温度が違います。50％の濃度でおよそ－36度前後で凍結するようになっています。

②水漏れ等しない限りは基本的にジャバジャバと大量に補充はしません。ただしラジエーター近くにあるリザーブタンクと呼ばれる容器内に入っている冷却水はエンジンの熱で温められ、徐々に自然蒸発してしまうため点検ごとに少しずつですが補充する時はあります。

③メーカーにもよりますが市販されている一般的な冷却水は2年ごと…つまり車検ごとに交換が推奨です。冷却水は劣化するものなので交換しないで放置するとエンジン内部が水垢や錆だらけになりエンジンがオーバーヒートしやすくなります。ちなみに最近採用されてきた『スーパーLLC』と呼ばれる長持ちタイプの冷却水は10年10万Kmの交換が推奨とされています。

おそらく一般的なトヨタ純正の冷却水だと思われますがメーカー指定の冷却水の種類などは車載の取扱説明書の巻末に詳しく記載されていますのでそちらの方が正確な銘柄はわかると思います。