48

view

本で読んだのですが、タイベル自身の設計寿命は20万キロあります。”じゃぁ切れると怖いので半分で10万キロで”ということで10万キロになっています。きちんと車検ごとに冷却水を交換し、オイルを1万キロごとに交換していれば20万キロは怖いけど持つことになります。実際車種は異なるのですが、マツダのボンゴフレンディーに乗っていましたが15万キロ乗って流石に怖くてタイベルを交換しました。だけどこれはターボ車だったので3千キロで交換したいためか、これまたまだまだいけそうな状態でした。

オイルと冷却水の交換は、タイベルの寿命と極めて密接な関係があります。どちらもタイベルが回していることが多く、特にオイルは交換しないとカムシャフトの抵抗が増える→タイベルに過大な負荷が掛かる→切れるということが分かっています。実際に平成3年ぐらいに、トヨタ車オーナー全員に「1万キロでオイル交換しないと、タイベルが切れるよ」とDMを配信しました。私の家にも来ていたキオクがあります。このとき親父が乗っていたのはカリーナでしたがOHVでタイベルはありませんでしたが（＾＾；

多分、今大丈夫であれば暫く大丈夫であろうと思います。車検を機にこだわる必要はありません。精々ベルト脱着の数千円ほど安くなるだけでしょう。10万キロにこだわらず、一度車検を取って、頃合いを見計らって交換すればよいと思います。

余談ですが、先日友人と二人で16年オチの9.6万キロのスターレットのタイミングベルト（タイベル）交換をしました。私のような自宅の青空駐車場で趣味と実益を兼ねて、青空自家整備を行うものでさえ、タイベル交換だけであれば半日あれば出来てしまいます。友人はオイル交換を年に1度行っていますが、外したタイベルは折り曲げてもヒビもなく山も十分でした。古いベルトはトランクに積んで非常事態時に備えて常備しております。