182

view

補足拝見
誠に残念なお知らせです。
今年度当初にはルージュエリトレは受注色としてカタログにあったのですが、4月の半ばには消えてしまいました。
同じく設定のあったＤＳ3も受注打ち切りになってしまいました。
ディーラーでも理由が分からなかったようですが、調べてみるとどうもこの色に使われている「雲母(マイカ)」の製造元か何かが福島の原電5キロ以内にあったそうで、塗料の調達が出来なくなったのが理由のようです。
したがって原電の事故が収束するか、別の方法を考えるかしないとルージュエリトレの再生産は無いようです。
あるいは、別の赤をシトロエンが準備してくれたらよいのにと思います。

こんなところで申し訳ありませんが、所有者です！
5月の末日に納車され約2ヶ月、1500キロほど走りました。
セダクション(つまり安いほうのセダン)でルージュエリトレ(赤)です。
「あらゆる意味で特殊な車」とお褒めいただくほど変わった車ではありません。
いたって普通に家族のファミリーカーとして役に立ってくれています。

購入に当たって逡巡した点は、
・今までメガーヌⅡに乗って居ましたから大きさが手に負えるか？
・1.6Ｌエンジンは"まとも”か？
・ＡＴは作動や、耐久性に信頼が置けるか？
・家族(細君)の許可が得られるか(実はこれが一番手ごわい)
といった所でした。

試乗して分かったこと(大人4名乗車)
・試乗はツアラーでしたが、1.6Ｌ＋過給エンジンは十分な馬力とトルクがあった。
・ＡＴは評判の芳しくない自社製から日系メーカーのものに変わっていた。変速もスムーズで違和感がなくなっていた。
・足元はウイッシュボーンに戻って、エグザンティアと比べられないほど良くなっていた。
これで購入はほぼ決定しました。
値引きその他は各位で条件が違うため割愛します。

購入後
・ハイドラクティブIIIプラスサスペンション(ハイドロニューマティックサスペンション)は、ＢＸやエグザンティアに使われていたストラット式に比べて、妙なツッパリ間はなくなりました。より前時代のＣＸを彷彿とさせられる乗り味で、船で湖面に漕ぎ出した感じといった趣があります。
また、コンピューターで制御されるスポーツモードでは、くねった山道をテンポ良く走り抜けます。
・直4 2.0とV6 3リッター超級から整理されて直4 1.6ターボ一本に絞った動力性能。
もともと4気筒が好きでしたので、6気筒では無いというデメリットは感じていません。むしろＢＭＷのおかげをもって力強くて扱いやすい良い面が多いと感じます。
・大きさについては2週間ほどかかりましたが、今では慣れてしまいました。
言うまでも無くＦＦであるため家族5人で乗車しても後席中心でも罰ゲーム席ではありません。

見かけることが少ない車ですが、良い車だと感じています。
Ｃ5に限らずシトロエン車がもっと普及してくれると良いと感じても居ます。

こんなでよろしいでしょうか？
補足していただけたら、分かる範囲でご説明いたします。