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Keiは実質的に、昔のセルボの後継モデルとも言え、そのため現行のセルボが復活した時は、それと同時にKeiも生産を終了するなどとも言われたりもしましたが、幸いなことに現在も生産は続けられております。
しかし、現段階でフルモデルチェンジをするといったような具体的な情報は無く、依然として遠くない将来、生産終了となる可能性は低くないといえます。
Keiは、ターボでは以前は60馬力でしたが、現在の10型はKeiワークスと同じく64馬力となっています。またカラーバリエーションは以前に比べてずいぶん少なくなりました。これはひょっとしたら、生産終了に向けてラインナップを整理しているためかもしれません。
そして、Keiと同じ車台を使用している、シボレークルーズから知らないうちに4WDモデルが消えてしまいました。またスズキ自動車のホームページにある、カタログ請求のページからもシボレークルーズはなぜか消えています。このことを考えると、シボレークルーズが間もなく生産終了となる可能性は高く、もしシボレークルーズが生産終了となれば引き続きKeiもそうなってしまう可能性は高いでしょう。
車関係の雑誌などに「フルモデルチェンジ予想○年○月」などとかいてあったりすると、ついつい淡い期待を抱いてしまいますが、その手の予想には何度も裏切られていますので、あまりあてにはしていません。
仮に、将来フルモデルチェンジがあったとしても、現在の10型が、現在の系統での最後のモデルとなるのではないでしょうか。

Keiは、とくに人気の高い車種でもありませんが、「雪道などを走るために、なるべく最低地上高があったほうが良いが、かといってジムニー、パジェロミニ、テリオスキッドほどのものは欲していない」というような人などにとっては、対抗車も無い唯一無二ともいえるような位置付けの車であり、ぜひとも生産を継続して欲しいところです。
可能性は低いかもしれませんが、密かに次期モデルの開発が進んでいることを祈りたいです。