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旧ミニとＢＭＷＭＩＮＩはまったくべつものです。

当時、ホンダと提携してなんとかがんばっていたローバー社はホンダの子会社になることを前提にお付き合いしていて非常に良好な関係でした。ホンダの車を自社ブランドで販売し、ＭＧ、レンジ、ミニなどの伝統のあるブランドを存続させるという作戦です。
ミニに関しては70年代から何度も廃盤（正確にはフルモデルチェンジ）の危機があったそうですが、社員の方からあまりに日本人が買ってくれるからつくってきたとききました。
しかし94年にＢＭＷが突然買収、ＢＭＷのいい加減な消費者へのケア、ズサンな経営体質のため2000年にローバーを破綻させてしまいます。
また最人気ブランドミニとその新型車のノウハウだけを残し、あとはすべて手放してしまいました。
自社ブランドで小型車を出すとブランドのイメージに傷がつくのでＭＩＮＩの名前がどうしてもほしかったそうです。
そして何故か古いミニをＢＭＷＭＩＮＩのディーラーはめんどうを見てくれません。
このＢＭＷの一連の行動に愛がないということで世界中の旧ミニのファンはＢＭＷを恨んでいる方が非常に多いのも事実。
英国自動車産業の終焉と、英国大衆車の代名詞であるミニを守れなかった同業界の情けなさ、ＢＭＷの品がない買収による怨嗟のなかで生まれた車です。同じミニという名前でもビートルやフィアット500と違い新旧オーナー同士で非常に大きな溝があります。だからって悪い車ってわけじゃないんですよ。
そういった経緯から国民感情、初代のファンの感情を考慮してＢＭＷになったいまでも英国で生産されています。

10年前とかひとむかし前はオジサンから女性、若者もたくさんの人が旧ミニに乗っていました。都内はすごくいっぱいいましたね。
現在は古くなったことにより故障たくさんでる、台数が減ったのでプレミアで値段が上がる（97年から2000年のものはまともな個体だと200万円以上します。）といった理由から、
車好きの若者かおじ様しか乗れない車になってしまいました。
しかしながらその魅力は衰えがなくいまでも世界中に愛好家がいます。
部品もメーカーがなくなっても歴代のモデルはほぼ全部そろうほどの人気ぶり。
故障覚悟、日常メンテのため整備の基礎的な勉強をする、エアコンがなくてもいい（使うとオーバーヒートします）
というのが現在での購入資格の条件だと思われます。

ＢＭＷミニは若者は少ないです、若い女性見かけますがそこまではみないですね。ディーラーの値段が高いせいだと思います。
若い人はワーゲンのゴルフ、ポロ、あとフラ車のカングーのほうが多い気がします。
ミニはセレブっぽい女性かマダム、おじ様お年寄りなどちょっとお金をもってそうな方がたくさん乗られています。
都内では完全にセカンドカーですね。
旧ミニの愛好家は先述の理由でまず買いませんｗ

ＢＭＷの購入をお考えになっているならば絶対に新車か新古車を買ってください。
去年のモデルチェンジですごくいい車に仕上がっています。故障も格段に減り、最悪な乗り心地も改善されました。
中古で買って大きな故障でも出たら一発で新車と採算取れてしまいます。
あとサンルーフは夏暑いし、数年後に壊れたとか、めんどくさいのでやめたほうがいいかもしれません。
中古だろうと新車だろうとＢＭＷで買うと納車費用、洗車、コーティングなどなど経費でありえないくらい（東京だと30万くらいからｗ）ボッタくってくると思います、それに整備費や法定費用が載るのでたまったもんじゃないです。がんばってください。
はっきりと断るところは断ってかまいません。ガンガン値切りましょう。予算は250万は用意してください。