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「The子育て車」といえばシエンタとフリードです。
フリードのほうが設計が新しく、2列目にチャイルドシート2個装着した状態で3列目に乗り込むことができます。（7人乗り）
（シエンタは3列目を出し入れするためにチャイルドシートを外す必要があり、チャイルドシート2個だと3列目への乗り込みも難儀）
あと、3列目が「緊急用」ではなく「座れる椅子」になっていますが、そのかわり4人乗り状態の2列目の広さはシエンタのほうが広いです。

しかし、結局「子育て」にマトを絞った「道具」ですから、それ以外の効率面ではハッチバックに劣りますし、値段も高くなります。
そこをどう見るかです。
我が家は2歳半の差で生まれた兄弟がいますが、ヤンチャ坊主2人抱えて買い物するにもドライブするにも大変。いくらいでも育児のストレスを減らす車がありがたいと思ってます。
今まで5ナンバー幅いっぱいのヒンジドアのワゴンに乗っていて、駐車場で隣に車を停められるとドアが充分に開かなくてチャイルドシートへの乗せ降しが大変、「スライドドアだったらどんなに楽なことか」と何度も思いました。安い地元型スーパーに限って駐車枠がギリギリだったりしますし。
でも、そこまで「道具」な車を求めるほどではない、普通の「自動車」がいいという考えもアリでしょう。

あと、あまり知られていないことですが、チャイルドシートを取り付けるには2列目が大きくリクライニングすると楽です。
2列目背を半分くらい倒しておいてチャイルドシートを取り付け、最後に起こすと増し締めができてカッチリ取り付けられるわけです。
こうすると安価なチャイルドシートでも充分で、安全性も高まります。（取り付けがユルユルでは効果半減）

小型ハッチバック系だとリクライニング無しとか、2段階だけというパターンが多いですが、この場合は2人がかりでしっかり締めるか増し締め機構付きチャイルドシート、或いは高額なISO-FIX型がおすすめになります。