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「人気があった」＝「よく売れた」と言う視点で見ると、こんな感じです。

セドグロと比較されるのはクラウンですが、販売比率から行くと、クラウンに勝ったのは230です。
ちょっと記憶があいまいですがクラウンに勝てたのは230だけだったと思います。
クラウン（当時はクジラ）は格好が悪かった（ちょっと奇抜だった）から人気がなかったので、ユーザーは保守的なセドグロに流れたとも言えます。
とにかく、セダン系は法人にウケけた事、国産初の4HTが出た事が勝因です。
値段も多少安く、売りやすかった（と言うか、お客が買いに来た）と当時の営業マンだった方から聞いたことがあります。
また330が出たあとも、330は排ガス規制の煽りで燃費とパワーが230より劣る為、新車の330より中古車の230のほうが人気があったと言う逆転現象も起きました。
330系自体はそれほど人気があったとは言えません。
332あたりでゴテゴテ豪華装備やガソリンエンジンのEGI化で何とか盛り返したと思いますが・・・
330は後年、刑事ドラマや族車で人気が出たと言えます。時代的にはY30が新車販売されていた頃以降です。

230の次に売れたのは430で、当時「230の再来」と言われました。
スタイルが良かったこと、ターボ車があった事が背景にあったと言えます。

Y30は大して売れなかったと聞いています。「お豆腐みたいでカッコ悪い」との評判を聞いたことがあります。
その反動で路線変更したY31がそこそこ売れました。
グランツーリスモSVとかは話題になりました。その勢いでY31シーマを出して社会現象になるほど売れました。
Y32以降はまた大人しくなっちゃったので・・・

なお、セド130、タテグロ以前は「クラウンに追いつけ」の時代なのでそれなりです。
時代的に高嶺の花だったので、金持ちか営業車として法人しか買わなかったと思います。

と言う事で、

230、430、Y31

ってところだと思います。