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ディアブロ時代から既にAWDはありました。
ただし、こういう駆動系の部品は、特許の制約がかなり多いので、関連特許を持つ部品メーカーに開発を依頼するのが普通です。

グループに関しては、かつてはクライスラーの傘下でしたが、1990年代に紆余曲折を経て、VW傘下のアウディの子会社となり、現在に至ります。
現在は、VWグループ内において、アウディと技術的に協調させ、アウディが新しい技術のショーケースを兼ねた、スポーツカー以外の車種を受け持ち、ランボルギーニは、アウディ車の開発で得られた技術を生かして、最高価格帯のスポーツカーを製造する、という役割分担になっています。


あと余談ですが。
ランボルギーニのロードカー部門は、創業者が存命中に既に売却されており（この売却先がクライスラー）、農業機械を作っていたランボルギーニとは既に袂を別っています。
また、もともとの本業だった農業機械部門も、既にSame Deutz-Fahrという重機メーカーのグループに吸収されています。
SAMEグループ内では、ランボルギーニブランドのトラクター自体は製造販売されていますが、中身は実質的にSAME製トラクターのバッヂエンジニアリングであり、農業機械メーカーとして独立した形では残っていません。
なお、ランボルギーニの創業者一族は、８０年代頃には経営の大部分から退いており、現在は、創業者が作ったワイン向けブドウ農園の経営と、ランボルギーニブランドのワイン製造を行うのみで、ロードカーおよび農業用機械など、かつての関連企業に関しては、何れの経営にも関与していません。