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自動車評論家の福野礼一郎氏曰く、

「昔のベンツは戦車だ」
金庫のドア、ミシリとも言わないボディ、長時間座っても全く気にならないイス、どこまでも走っていけそうな乗り心地。
全ては過剰品質（オーバークオリティ）の上に成り立っていました。

コレに比べれば、今のメルセデスはトヨタや日産、BMWと同じ土俵にいます。もはやあの神がかった「ベンツ」ではないのです。


いわゆるW124以前のメルセデス（W140やら190EやらW123）は機関を直せば今でも現役バリバリのクルマです。それがいいところでしょうか。ボディさえ生きていれば、クルマは生き返りますから。逆にボディが死んでればそのクルマは死んでることになります。
100万のW124を買ってきて、200万かけて直す。そうすれば極上メルセデスに生まれ変わります。そういうのもありです。


お金があれば、一度試してみてはいかがでしょう。