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プリンタの修理屋です。

普通紙でモノクロチェックを外して印刷してみましたか？

このチェックは、カラーの写真をモノクロで印刷するときに使うもので、本体なら顔料インクで印刷するところも染料インクの合成で印刷するはずです。
百害合って一利なし、という事になっているのでしょう。

ただし、もう１年近く前にサポートが終わっている機種です。
ヘッドの寿命という可能性もあります。

色々と試して変化が無ければ買い換えるしかありません。


追記 ： 補足を見ると、少々疑問が出ました。
「OS7のWinで出力するようになった途端」・・・これは、別のＰＣという意味でしょうか？
それともアップグレードなどを行ったのでしょうか？


この機種の場合、一応Windows７対応と表記されているものの、基本的には省かれた機種です。
インターネットに接続した状態でプリンタを接続すると、Windows Updateからドライバがダウンロードされインストールされるとの事ですが、このドライバはマイクロソフト製のはずです。
それにキヤノンのＨＰから拡張機能モジュールをダウンロードしてインストールすることで、従来のプリンタドライバと同等の使い方ができます。
（これはやっているのだろうとは思うのですが・・・・）


もし、古いＸＰのＰＣが手元にあるのでしたら、接続しなおせばプリンタの状況の確認はできますね。


顔料インクの使い分けなどは、あまりはっきりと公開されてはいないのですけど、基本的に普通紙と普通のハガキのときに、印字品位が「普通」以下のときと聞いています。

ノズルチェックパターンは、カラーノズルに関しては状況を完璧に確認することはできません。
カラーのノズルはインクの噴射を２段階以上に切り替えることができます。
普通紙で印刷する場合は噴射量が多いモードで一気に印刷しますが、写真などの印刷の場合は噴射量を落として細かく印刷していきます。
チェックを外して色が変わるということは、カラーのノズルの切替が行われているということ。

ただ、黒の部分に色が付くということは、顔料インクを使わずに染料インクで合成されているということです。


マイクロソフト製のドライバはあくまでも汎用です。
キヤノンの顔料インクは業界では異端児の部類ですから、染料インクのみで動作したとしても不思議ではありません。
キヤノンのプリンタの機能を充分に生かすために拡張機能モジュールが配布されている、そう考えることもできます。

したがって、ひょっとしたら拡張機能モジュールをインストールされていないのでは？と考えたわけです。




この頃のノズルチェックパターンは単なるバーパターンです。
シアンとマゼンタは２本くらいあったはずですけど、本当は濃淡の差がキチンと出ていなければなりません。