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プリンタの修理屋です。

失礼なことを書く人もいるものですね。
「以前に10000円も出して何故修理をしたかです。」
うちのような仕事をしている人間にケンカを売っているのでしょうか？
販売当時の価格を考えれば、１万円かかっても修理するのは不思議ではありません。

ただ、質問者も勘違いがあるのでは？
この機種は発売当初から定額修理で対応している機種で、修理代金は（正常に使っていれば）7,350円。
常識的には送料を含めても１万円には届かないでしょうね。

また、この現象は厳密には目詰まりではありません。
おそらく、以下の現象に起因するヘッド内部の電気回路の破損でしょう。
http://cweb.canon.jp/e-support/information/printhead.html


インクが固着して詰まりが発生することはありえますけど、その場合は規則性などないランダムな詰まり方はほとんどです。
軽症であればクリーニングで治る可能性があります。

ところが、今回は3eBkのパターンの下半分が規則正しく欠けています。
よく見ればマゼンタの薄いほうのパターンにも問題はありますね。



ヘッド内部の回路が壊れていますので、部品交換以外に対応の方法はありません。
ごく稀に本当に詰まって似たような現象になる場合はありますけど、95%以上はヘッド交換が必要でしょうね。


修理に出すしかないのですけど、この機種のサポートは終了していて修理は受け付けてくれません。
新しいものを購入するしかありません。