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プリンタの修理屋です。

専門外のメーカーですが・・・・

紙詰まりの検知は、必ずしも紙そのものの存在を検知しているわけではありません。

給紙するときに紙の先端を検知するセンサがあり、紙がセンサレバーを押すことで紙を検知しています。
給紙動作の後、一定の時間内に検知すると、紙が給紙されたことと、そのタイミングで先端の位置を計算して印字を開始するタイミングを決めます。
紙が検知されなければ、「紙なし」などの表示になります。
電源投入時などにセンサが反応した場合は、内部に紙が残っていると判断し、紙詰まり表示を出します。

（添付の図を参照）


実は、多くのインクジェットプリンタで、紙のセンサはこの一箇所だけです。（例外もありますけど少ないです）

したがって、ごく小さいゴミなどが引っかかっていて、センサレバーが上がってしまうと紙詰まりの反応をします。
また、以前に紙詰まりなどがあって、紙を引き抜くときにセンサレバーを破損してしまうこともあります。
外れたりして、下がりきらないこともあります。


いずれにしても、外から見難いところですから、本体を後ろ向きに垂直にする（中に異物があると落ちてくる可能性があります）、正面側からエアダスターなどで吹く（位置を見極めるのが難しいです）ということで改善しなければ、修理に出すことになるでしょう。