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プリンタの修理屋です。

エプソンは専門外のメーカーですが・・・・
キヤノンもエプソンもそれぞれによいところはありますが、ターゲットにしているユーザー層が明らかに違うように思えます。

キヤノンはエプソンに比べると企業ユーザーの比率は高いはず。
これはコピー機を多く取り扱っているという大きな理由があります。
企業ユーザーは写真を印刷するなんていう事は滅多になく、普通紙に黒主体の文書が多くなります。
その場合、キヤノンの「Ｗ黒」は非常に有効です。

エプソンは、写真の特化したような機種が多く、個人ユーザーを強く意識しているのでしょうね。


会社としての背景を考えればキヤノンのほうに分があるのははっきりしています。
でも、写真画質というのは個人の好みで大きく評価が分かれるでしょうね。

個人のユーザーさんだと発色の好き嫌いで判断する人が多いような気もします。


そういう意味ではエプソンのほうが後悔は無いかも。

具体的な機種は、メーカーのホームページで商品をチェックすればよいことです。
確認するのはレーベル印刷が出来るかどうかだけでよいと思います。
エプソンの場合は、EP-705A 以上、キヤノンなら、MG5430 と MG6330 だけといても良いでしょう。


軽い勘違いがあると思います。
まず、修理の件。修理をするためには部品が必要になり、メーカーはいつ来るかわからない修理のために補修部品を在庫しています。
未来永劫在庫することは不可能ですので、どこかで期限を切ります。昔は生産終了してから７年程度、現在は５年程度になっています。
逆に、故障することなくその期間を乗り切ってくれた、PM-G820 に感謝しても良いかも。


もうひとつ、価格について。
現在のプリンタ価格はオープン価格といって、販売店は好き勝手に価格を付けています。
プリンタの主力機種は、毎年９～１０月頃に新製品が発売されます。
価格は、発売直後が一番高く、その後は翌年の新製品が発売されるまで、なだらかに下落していきます。
http://kakaku.com/item/K0000282895/pricehistory/

「この時期 価格が上がってるので」と言うことは無いと思います。
いくら需要期であっても、高くするとソッポを向かれますので、上がるという事は無いはずです。

ただし、例外はいくつかあります。
ひとつは、そのお店の事情です。利益が上がらずに苦しくなってくると、最後は利益を確保できるような価格で販売し始めます。
もうひとつは、型落ち品の価格。
価格.com ではよくあるのですが、新製品が出ると、旧型商品は価格が下がります。
ところが、大手の販売店が売りつくすと、価格が高くて売れ残っているお店のデーターだけになり、見かけの価格が上がります。


年末を挟んで前後一ヶ月の値動きは1,000円程度と思われます。
それをどうみるかですね。