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テレビはメーカー毎に、色調と画質にかなりの差があります。その程度は、購入後調整しても補正出来ないほどです。色の好みは人それぞれです。あなたにはあなたの好みがあるでしょう。ですから、他人の意見には左右されず、現物の絵を見比べて、自分で一番いいと思うものを決めるのが、一番間違いない買い方です。他人のオススメはその人の好みに基づくもので、あなたにとっていいチョイスであるとは言えません。ここがテレビと他の家電製品との、選び方において決定的に異なるところです。現物の絵は、既に比較してご覧になっているでしょうか。尚、比較の仕方には少しコツがあります。以下、若干ですが申し上げます。暗い画面での激しい動きのシーンを見比べる事が大切です。これで黒の再現力と、残像の映像回路における処理の優劣が容易に識別出来ます。例えば、「ボーンアイデンテイティ」などの映画ソフトは、こうした夜の格闘で画面がぶれるシーンが多数ありますので、比較テスト用には最適です。店頭に持参し、各テレビを標準画質にリセットして再生してみれば、三社の違いは容易にわかる筈です。音も同様に個人の好みと主観が左右するところですが、映像よりは客観的な評価がしやすいと言えます。液晶やプラズマに音を期待してはいけません。スピーカー設置スペースに限りがある中でやりくりしており、薄型テレビで満足な音を出すテレビに、私は未だにお目にかかっておりません。必要に応じて外付けスピーカーシステムなどを別途買うべきです。それでも強いて言えば、オーディオを現在も手掛けているメーカーのテレビの方が、多少テレビの音作りに長けているかといった程度です。テレビのＨＤＤ内蔵機能は不要であるという意見は、全くその通りです。結局後で、ブルーレイレコーダーを買う羽目になるのですから、テレビの録画機能はオマケと考えて差し支えありません。