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現在のデジタル放送は最高で1920X1080の解像度があります。地上デジタルでさえ1440X1080の解像度です。これはレコーダーのHDDにはそのままの画質で記録されます（TSモード）しかしDVDというのはそもそもハイビジョンの解像度を記録するものではなくDVDのビデオ規格では従来のアナログ放送の解像度をデジタルに置き換えた720X480の解像度の映像しか記録できません。つまりHDDからDVDに保存するとHDDでは1920X1080（地上デジタルでは1440X1080）で記録されていたものが720X480に変換されて記録されますから画質が落ちるのは当然なんですよ。結論から言うとRD-E1005Kでは放送したままの画質、つまりHDDに録画したままの画質でディスクに記録することはできません。ただDVDに放送そのままではないですがハイビジョン解像度のまま録画するAVC録画という方法があります。これなら同じハイビジョンなので多少の劣化は感じても今よりは遥かに綺麗に見えます。ただしこれはDVDのビデオ規格からは逸脱した記録方式なので録画したDVDは再生する機械を選びます。また残念なことにその機能もRD-E1005Kには搭載されていません。1920X1080の放送のままの画質が記録出来るディスクは現状はブルーレイだけです。ですのでブルーレイレコーダーを購入するしかありません。すでにRD-E1005KのHDDに記録した番組は諦めるしかありません。唯一DVDレコーダーのHDDに記録したハイビジョン番組を外部のブルーレイレコーダーにムーブできる可能性があるのがiLink端子接続ですがこれはRD-E1005Kと接続するブルーレイレコーダーの両方にその端子が付いていることが前提になりますがRD-E1005Kには仕様をみるとiLink端子は装備されていません。また最後にHDDからDVDにダビングする際に録画した時間と同時間掛かっているはずです。これは上記の仕様から画質を変換しながらDVDに録画しているからです。HDDにもDVDに記録するのと（記録出来るモード）同じモードで録画すれば高速ダビングが可能になります。映像の変換が伴いませんから。ただしHDDにも720X480の解像度でしか記録できませんからHDDからの再生も画質が荒れたものとなります。これらの観点からHDDにハイビジョンのまま記録して高速ダビング（画質変換が伴わない）でディスクに保存出来るのはブルーレイレコーダーということになります。このRD-E1005KはメーカーのHPで調べてみましたがディスクにハイビジョン録画ができる機能（AVCもしくはHD Rec）は搭載されていませんでした。購入するときに私が店員ならまずかなりこの点は重要な部分ですので説明すると思いますがそういう説明は受けませんでしたか？