地上デジタル用に、UHFアンテナをお買いになる場合には、お住まいの地域の、地上デジタル放送の実際の送信チャンネルを、是非、ご確認の上、お買い求めになる事をお勧めします。地上デジタルテレビを観るには、UHFアンテナは必要不可欠ですが、アンテナによって、受信帯域がそれぞれ分かれています。地上デジタルテレビの送信チャンネルは、13chから62ch迄、実に帯域が広いのです。アンテナによっては、大きく分類すると、低域用、中域用、高域用、広域用とあります。
(例えば大阪の場合、過去のUHF放送は、19chのテレビ大阪でしたので、各ご家庭では、VU混合タイプのアンテナを、多くの方が使用していたのです。UHFのアンテナが有るから、それで地上デジタルも受信可能と考えていましたが、実際に接続すると、NHK総合だけが、非常に受信レベルが低く、降雨時には受信出来ない状態にまでなってしまいました。電気通信局等にいろいろと連絡後、やっと判明しましたが、NHK総合は、24chの放送で、それ以外の局は、全部18ch以下の送信chだったのです。従来から使用していましたアンテナのUHF部分のアンテナが、低域用であったのが、原因でした。そこで、広域タイプのUHFアンテナを新設して、解決した次第です。)
広帯域用だけに、どうしてもアンテナとしての受信利得は低下しますが、無難といえば、無難なところです。
現在では、インターネットで、各地の実際の送信チャンネルが確認できますので、お住まいの地域の送信chを、ご確認になる事を、お勧めします。次のホームページの、下の方に、各地域毎の実際の送信chが、一覧表になっていますので、ご参考になって下さい。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/mishima/mk/dezitaru/channel.html#KI現在お使いのBSアンテナ、BS－045ED（サン電子）は、BS専用で、CSは受信不可となっています。一方、CSアンテナ（東芝CSA452W）は、CS専用の様です。従って、このCSアンテナを屋根上に移して、ブースターCBUV-30Tに接続をする為には、大きな問題が有ります。BSアンテナと、CSアンテナのケーブルを1本に纏める事が必要なのですが、その様な混合器が発売されていないのです。BS、CSアンテナ共、その機能を発する為には、受信機側から、アンテナケーブルを通じて電源を与えなくてはなりません。ところが、一般に市販されている混合器には、電流はいずれか一方だけにしか、通じない仕組みになっています。
最近のアンテナは、そのほとんどがBS、CSを受信できるタイプになっていますので、BS、CSのアンテナをお買いになる事をお勧めします。
３F屋根裏のブースターCBUV-30T迄は、上記の結果、接続できたものとします。
ブースターから室内に降りて来た同軸ケーブルを、CSチューナー（東芝CSR-B3）と、テレビに分配しなくてはなりません。
この場合の分配器は、両方の機器から、電源を送る事の出来るタイプ、全端子電通タイプを使わなくてはなりません。
分配器の型式は、次のタイプですと、全電通型です。
日本アンテナ WDG-2P
CSチューナー（東芝CSR-B3）迄は、これで完了。
今度は、残りのケーブルをBSと、地デジに分配しなくてはなりません。この2分配器は各社から数多く発売されていますが、ご参考までに、
これも日本アンテナの
商品コード：SUVSW
JANコード：4962736202294 をお使いになればOKです。
これは、2端子の内、1本だけが電流の通じる分配器ですが、その電流の通じている方のケーブルを、テレビのBS端子に接続になれば、それで、全ての作業は完了します。
どうぞ、ご参考になさって下さい。
