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DiMAGE G400は、2003年11月発売のカメラですので、もう8年近く前のカメラになります。電子機器としては、特に思い入れでもない限り、今さら修理して使用するようなものではないと思いますが、借り物なら仕方ないですね。

ただし、修理が出来たとしても、ショック品の修理代金はかなり高額になる可能性がありますので、まずは見積を取ってみてください。落下させたということですので、レンズユニットもしくはその駆動部分の破損やボディ骨格のゆがみなどによる収納不良、もしくはセンサ・制御部などの電気的な故障による動作不良のいずれかでしょう。

通常、デジカメの補修用部品は製造完了後8年程度メーカが保有することになっている（ただし、絶対ではない）のですが、このカメラを製造したミノルタは、その後 小西六（コニカ）と合併してコニカミノルタフォトイメージングとなり、2006年にカメラ事業をソニーに譲渡し、全面撤退してしまいました。

現在は、レンズや光学製品を作っているケンコー・トキナーという会社がミノルタ・コニカミノルタ製品などの修理を請け負っており、補修部品や整備要領書などもコニカミノルタから移管されていると思います。コンパクトデジカメの部品保有期間は短くなる場合も散見されるため、どこまで修理対応してもらえるかは分かりませんが、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

ケンコーコニカミノルタサービスセンター（コニカミノルタカメラ専用修理相談窓口）
ＴＥＬ：0120-975-124（9：30～17：45 土、日、祝、年末年始定休）

私個人としては、持ち主に謝って当時の購入価格か修理代相当の新しいカメラを買ってあげた方が喜ばれるようにも思います。このカメラは当時で実売3万円程度（量販店などのポイント分を引いた実質金額）でしたし、修理代に2万円程度かかってもおかしくはありません。
今は2万円も出せば、よい製品がたくさんありますからね。

もちろん、修理するしないは質問者様のご判断におまかせしますが、修理の可否に関わらず、持ち主の方にはキチンと破損してしまった事を知らせてあげてくださいね。たとえ元通りになっても壊した事実は消えませんし、黙って返すのはマナー違反ですよ。