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SD-CX1は聴いたことがないのですが、同じAuviシリーズの他のミニコンポを以前に聴いたときの感想をもとに書きます。

簡潔にいえば、１Bitデジタルアンプの特徴であるクリアな音が魅力的ですが、スピーカーがその魅力を伝えきれていないと感じました。おっしゃるように、スピーカーを換えてみる価値はあると思います。詳細は以下で。

＊１Bitアンプについて
音の立ち上がりが速く（ハイスピード）、楽器の位置や音がくっきり明確（高解像度）というのが特徴でしょう。それにより、生演奏に近いリアルな臨場感で、とてもクリアな音が出ていると思います。
澄んだ高域、引き締まった低域といった感じで、クールな音といった印象でした。重低音を求める人や大音量で聴きたい人にはおすすめできませんが、クリアな音を楽しむ人にはおすすめだと感じます。

＊スピーカーのおすすめ
上記の特徴を最大限に生かそうとするなら、同様にクリアな音（ハイスピード・高解像度）のものがマッチすると思います。ただ、SD-CX1のアンプ部分、大きな駆動力は期待できないと思いますので、鳴らしやすいものを選ぶ必要がありそうです。
一例として、MONITOR AUDIO Radius 90 HDはどうでしょう。
音の立ち上がりも速く、とてもシャープでクリアな音です。うまくマッチすれば、スピーカーの存在が消えて、目の前で実際に演奏されているような臨場感が味わえるのではないかと思います。
ただ、金属製ユニット独特の音色があります。シンバルなどの音は、金属的な響きが魅力的だと個人的には感じるのですが、好みが分かれるかもしれません。
Radius（http://www.hifijapan.co.jp/RadiusHD.htm） 90は、かなり下です

＊セッティングについて
せっかくですので、スピーカーケーブルも癖が少ないものを使ってください。比較的安価なおすすめとしてBELDEN のSTUDIO497Mk2を挙げておきます。
STUDIO497Mk2（http://www.kanjitsu.com/belden/studio497mk2.php）
また、セッティング（何の上に置くか？どう配置するか？など）にもこだわれば、音は変わりますので、意識してみてください。

お好みの音に出会えるといいですね！