はじめまして♪
DR.DAC2.DXって、これでよいのですよね、、、
http://www.audiotrak.jp/product/DR_DAC2_DX/featspec/ライン出力は、ごく普通のレベルなので、はてな?
さて、『DRとDENONのアンプを2回通すことと同じであるように思えて』
その通りです、機器間の接続には出力側の「送り出しアンプ」と、入力側の「入力バッファーアンプ」が存在します。
PMA-2000IVの詳細までは確認しませんでしたが、同社のプリメインアンプですと入力バッファーは省略されていて、セレクターの後にトーンコントロール系のアンプ回路、(バイパスも可能)を経由し、メインボリュームを経て、パワーアンプ段へ、という信号の流れに成ると思われます。
たまに、シンプル化が音質が良く鳴る、という考え方の人も居ますが、必ずしもすべてを省略すれば良い、と言うモノでは有りません。
実質的に、DAC出力と言う場合、本当の意味のDAC-IC出力だけでは、他の機器へ接続出来る信号レベルでは有りません、IV変換を兼ねて、必ず出力バッファーを装備させます、その後にヘッドホンアンプとかラインアンプを装備させたり、という複雑で高度な手法を用いる場合もあれば、バッファー兼ヘッドホンアンプ兼ライン出力アンプ、なんていうケースもあります。
一つの方法だけが良い訳じゃないので、あまり固執しなくても良いと思いますよ。
『Volumeつまみ最大で、音量はDENONで変えればよいのですよね?』
ラインアウトもヘッドホンボリュームを経由した信号であれば、この状態で正解です。
つぎに、『Windows7のほうでもオーディオデバイスの管理の欄に』
これは、記録されているデジタルデータの記録方式の違いです。
本来、アナログ信号である、オーディオ信号を、デジタルデータに置き換える時、PCM方式では、時間的に細かく分けて、その瞬間ごとの信号の大きさを数値化(データ化)しています。
ビット数は、大きさを分析する時の細かさ、数字が大きい程より細かく、と言う事に成ります。理論的には20ビット以上の分解能は測定限界以下の領域なので測定値だけで考える科学者には無意味な数値だったりします、でも人間の聴感はなかなかすごい物で、一部の人には測定限界以下の違いが音として感じ取れる場合もあるのです。
サンプリング周波数は、1秒間にどれだけ細かく分けていたか、という数値です、この数値の半分の周波数までがアナログ波形として再現出来る、とされています、現実的には諸般の事情でロス分もあるため、CDの44.1でサンプリングし、再生帯域は20と表記するのが一般的です。
このサンプリング周波数が高いと、より高い周波数も、、って、言っても人間の可聴帯域は20kHzまで、個人差も大きいので人によっては10kHzまでだったりします。
じゃぁ、意味が無い? と言い出す人も居ますが、これも測定等の数値だけで考えれば、そうい意見も出てくるが、人によってはより細かくサンプリングした音源の方が、通常の帯域音でも好ましいと感じられる事が有るのです。
どちらにしても、録音時(最初のデジタル化)の段階で、基本的な情報量は決って来るので、こういう高品位音源の再生も可能だ、という程度に考えておくと良いでしょう。
演算処理での再変換を行なっても、元のアナログ信号で見落とされた部分が再現出来る訳では無いのです。が、しかし、この再変換によって、微妙に音の感じが変わる事が有ります。良い方向に変わったと感じたなら変換して再生すれば良いですし、将来的に再変換のアルゴリズムが変われば、また音の変化が有るかもしれませんので、オリジナルを保管しておけば良いと思いますよ。
CDで採用した、16Bit/44.1kHz が一般化しているのは、多くの人が十分に満足できる音なのです。
1999年に、ハイビット、ハイサンプリングに対応したDVD-Audioという方式が実用化されましたが、結果的に普及せず、今では終了と言っても良いでしょう。
同じ時期に、PCM方式では無く、DSD方式を採用したSACDと言うモノも登場しました。こちらも普及はしていません。
ただ、細々では有りますが今も販売が続いています。方式が違うので単純比較は無意味ですが、あえてビット数とサンプリング数で表現しますと、1Bit/2822.4kHz となります。
マルチビットのデータを扱う一般的なコンピューターでは、シングルビットの情報を扱うのが面倒なので、不可能では無いが基本的にはパソコンで対応しないのです。
(そもそも、DSD方式に対応するDAコンバーターが普及していませんしね。)
余談が多く成りましたね、失礼致しましたぁ(>o<)