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どれも音は鳴りますが、残念ながらこれらほとんどのスピーカーが、アンプ390AEに比べて格上のため、スピーカーの本来の実力を出し切ることはできないと思います。
KEF iq30やB&W 686なら、なんとかつりあう程度でしょうか？
ただ、スピーカーの能力を出し切れないだけで、もっと安いスピーカーに比べればいい音で鳴ると思うので、好きなのを選べばいいかと思います。（将来的にアンプのステップアップにも耐えられますし。）
ちなみにKEFはロックにあわないというのは、それをいった人の趣向に過ぎません。（あなたは試聴してそう感じたのですか？）全然そんなことはないと私は思ってますし、ロックで楽しんでいる（合うと感じている）人がたくさんいます。
試聴しているのであれば、自分の耳を信じてよいと思ったスピーカーを選ぶのが一番です。音は趣向の世界なので、掲示板等のカキコミであろうが、雑誌の専門家であろうが、誰がどう云おうが、自分でいい（好きな）音と思ったものがいいのです。オーディオが好きな人ほどそうですし、逆に他人の評価を楽しんだりしています。好みにマニアも糞もありません。確かに色々聞き込んでいくうちに自分なりの評価は出てきますし、他人のいわんとすることもわかるようになりますが、だからといって、他人の主張はその人の好みに過ぎません。
それでも、他人に背中を押して欲しいのであれば、KEFは聴くジャンルからも私は合うと思いますし、QUADも価格が格上だがよいと思ったならいいと思いますよ。（確かにＢ&Ｗはいい意味で無難（バランスがとれている）と思いますが。）
ちなみに、挙げれている邦楽は、基本的にソース自体がスピーカーに音の緻密さを求めても限界があるソースかと思います。なので、緻密さではイマイチだが臨場感をうまく出すと私は思っているＫＥＦはいいと思いますよ。COLDPLAYやOasisなんかいい雰囲気をかもし出すと思いますし、BONJOVIなんかも明るい元気なサウンドをうまく表現できると思います。
あと、部屋の配置上の問題か、ブックシェルフをお考えのようですが、棚やラックなどの上に置くなら、せっかくのスピーカーが共振などにより台無しになります。スピーカースタンドやオーディオボードやインシュレーターなど、スピーカー以外にもそれなりのお金を掛けないと、本来の音は鳴りませんよ。（ほんとかなり音が違ってしまいます。ブックシェルフはスピーカーだけの値段で考えるとバカを見ますよ。ブックシェルフはトールボーイと違って、その難しさがおもしろいところでもありますから。）