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電波が受信可能レベルに満たないためです。
FMラジオの周波数は76～90MHzですから、波長は3.3～3.9mです。
半波長で1.7～2mのアンテナ長が必要となります。
それだけの長さのアンテナを外部アンテナとして接続しないとアンテナ利得は稼げません。
1/4λのアンテナで85～98cmのアンテナ長となるので、その程度の長さのアンテナを外付けして、2dB程度受信感度が改善できるでしょう。
外部アンテナは利便性が悪く需要も期待できないので、FMの外部アンテナの市販品はほとんど無いでしょう。
ご自身で、必要なアンテナ長のケーブルや針金を繋ぐ位が容易にできる改善方法です。

他の方法として、波長が長いので電灯線をアンテナにする方法があります。
電灯線のコンセントの片側に、10pF程度のコンデンサを挟んで、機器のアンテナ線を接続します。
電灯線に流れる交流は非常に周波数が低い(50 or 60Hz)なので、10pFのコンデンサを越えては流れません。
直接、10pFのコンデンサの片側を電灯線に接続するので、安全に気をつけないと危険です。
ただ、アンテナとしての改善はかなりの効果が期待できます。

手で持つことで、人体がアンテナ代わりになって受信は改善します。
ただ、十分に受信できる場所では、人体は遮蔽となって受信環境を悪くします。
電波が悪いので、遮蔽ではなくアンテナ代わりになっているのです。

補足
感度が悪い場合は、別売のアンテナ変換器（http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gCB-MCXF-015/）を経由して、テレビのアンテナコネクタに接続するように指定されています。
テレビの周波数とラジオの周波数は異なりますが、テレビの第３低調波あたりであれば、専用のアンテナよりも利得は落ちますが、受信は改善できるでしょう。
その他、直接PCへ挿入するのではなく、USB延長ケーブルを間に入れると受信感度が改善されるようです。
ちょうど、USB延長ケーブルのグランド線が、アンテナのラジアルとしての効果があるのでしょう。

屋内アンテナなら、DXアンテナからVHF/UHF/FMに対応したブースター内蔵のものがあります。
http://www.dxantenna.co.jp/newpro/07/us100a.html
FMラジオ以外にも利用できるので、お得だと思います。

(takasan1101さんへ)