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適用床面積で分けられている「木造・和室」と「プレハブ･洋室」ですが、建物の気密性を表す目安として使われている表現だと思います。
同じ加湿能力でも和室だから少ししか加湿出来ず、洋室だと多く加湿出来ると言う様な事はありません。
部屋が和か洋かは関係無くて、建物の構造が問題です。
建物の構造を木造とプレハブの２つで分ける事は出来ませんが（木造プレハブと言うのもありますし、プレハブにも種類があるので...）、
大雑把に考えて、
木造は、昔ながらの日本家屋で、隙間風があるとか断熱性能が低い等の理由で冷暖房効率が低めで加湿した場合も隙間風等で換気されてしまうので、本来の能力よりも狭い面積しか加湿出来ない。
プレハブは、マンション等の気密性や断熱性能に優れた建物で、冷暖房効率も良く加湿した場合も無駄に換気されてしまう様な事が無く加湿を行う事が出来る。
と言う様な感じに分かれると思います。

木造住宅でも、高気密高断熱住宅なのであれば、プレハブの適用床面積で考えても良いでしょうし、ＲＣ造のマンションでも築年数が古い等で気密性能や断熱性能が低ければ、木造住宅に近い性能しかない場合もあるかも知れません。


お住まいの建物がどの様な感じか分りませんが、とても古い鉄筋アパートの和室だと鉄筋の方を重視しつつ、加湿器のプレハブ表示程の能力は求められないかもと言う感じの選択方法が良いかも知れません。

古い鉄筋アパートの和室６畳
HD-RX309の木造和室５畳・プレハブ洋室８畳で行けるかも。
ただ、加湿と言うのは、空気中に水蒸気を加える事ですが、水蒸気は気体です。
水蒸気は、酸素等と同様にその部屋から外に向かって広がって行きます。（建物の壁は通過出来ませんが、建具位は通過します）
６畳の和室に加湿器を置いて運転すると水蒸気は他の部屋にも広がって行きますので、仕切りが無いとか出入りが多い等の場合は、回りの部屋も同時に加湿する事になり、６畳間の湿度が中々上がらないと言う事になるかも知れません。
その場合は、上位機種のHD-RX509 適用床面積：木造和室8.5畳・プレハブ洋室14畳の方が良いと思います。

何かの参考になれば。