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現在のauの大半の機種はOSにKCP+あるいはKCP3.0というものを使っています。ただしこの2つは搭載されているチップの違いのみと言っていいので以下まとめてKCP+として話を進めます。KCP+機はそれまでの旧KCP機に比べ高機能になったものの、消費電力が大きくなり処理速度も遅くなりました。PT002は旧KCP機で、電池保ちは良い機種です。現在出ている機種で旧KCP機は他にK008、K006、K005です。K007はKCP+機です。旧KCP機の特徴としてディスプレイ解像度はWQVGA（縦240×横400）で、KCP+機のFWVGA（縦480×横845）です。携帯を機種変更する時に前の携帯で使っていた待受画像を新しい携帯に入れたら小さくなったというご質問を知恵袋でされる方が多いですが、SH005からの移行だとその逆に大きくて表示できないということが起こることになります。またKCP+機のデータ通信方式はCDMA2000 1xEV-DO Rev.Aというものですが、旧KCP機ではCDMA2000 1xEV-DO Rel.0です。意味不明だと思いますが、KCP+機の方が新しい通信方式で、通信速度が特に上りで速くなっています。http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/24677.htmlhttp://ja.wikipedia.org/wiki/CDMA2000_1x#Rel.0つまりSH005からPT002に変更すると処理速度は軽快になるかもしれませんが、通信速度は落ちることになります。またEZアプリなどのためのBREWバージョンもKCP+機は4.0以上、旧KCP機は3.1です。これまで使えていたアプリが使えなくなる覚悟はしておいた方がいいかもしれません。それからKCP+機では当然のようにできる、EZweb中に文字列をコピーしたり検索したりという機能は旧KCP機では付いていません。その代わりページ更新はKCP+機は2段階目なのが、旧KCP機では1段階目になっているので少し楽です。またKCP+機ではクイックアクセス、いくつかの機能を切り替えて使えるようになっていますが旧KCP機ではできません。その他PT002はワンセグなし、おサイフケータイもなし、Bluetoothもなし、赤外線通信くらいはある、カメラも200万画素というシンプルな機種です。2012年7月に周波数再編によりauの一部の機種が使えなくなる予定ですが、PT002はそうした機種を使っていた人たちに無料あるいは低額で機種変更可能な機種として開発されたとの話です。動作や通信が高速なのはスナップドラゴンというチップが入った機種ですが、高速な分電池消費も大きくなっています。現状では動作高速、電池保ち、性能のどれかを我慢しないといけないようです。