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あなたがキヤノンを気に入ったのならばキヤノンでいいでしょう。ニコンに利点を見いだせないならば、ニコンを買っても後悔するだけと思います。Ｋｉｓｓ Ｘ４は発売されたばかりだが、Ｄ５０００は発売から1年経っているという違いもありますしね。私が思うＤ5000の利点は、バリアングル液晶です。普段撮影しないような角度で撮影するときに便利になるときがあります。（但し手持ち撮影はＡＦ合わせてから撮影までタイムラグがかなりあるので実用的ではありませんが三脚使用ならば面白いと思います）キヤノンＫｉｓｓ Ｘ４は、今年発売された機種ですから、機能的には非常に充実しています。ＡＦの速さはおっしゃるとおり、キヤノンがこのクラスでは飛び抜けてますね。AFの精度も非常に良くなり、動体追尾AFでも滅多に被写体を外さなくなりました。どちらかというと、キヤノンは入門機に上位機種の機能を出来る限り詰め込んでくる戦略であるのに対して、ニコンの入門機は出来る限り上の機能をそぎ落としてくるというイメージがありますね。例えば、D5000はモーター内蔵のレンズしかＡＦが使えない（サードメーカーも含む）とか、液晶の画面も上位機種より小さい上に23万ドットしかないが、Ｋｉｓｓ Ｘ４はレンズの制約はありませんし、液晶も3インチと大きく104万ドットと上位機種をも上回るスペックなんですね。動画などもＤ５０００はおまけ程度ですが、Ｋｉｓｓ Ｘ４はフルＨＤで30fpsで、これは上位機種で映像業界のプたちに使われている5DMarkIIを凌ぐスペックだったので、5DMarkIIを使うプロユーザーからはファームウエアアップデートでどうにかしろと苦情が寄せられたくらいです。入門機はフルＨＤで30fpsなのになぜ、5DMarkIIは24ｆｐｓしかないんだ！とね（笑）まあ、タフなカメラというとこのクラスのカメラは入門機なのでそれほどタフではありませんが、乱暴に使わなければ直ぐに故障すると言うこともありません。そこはコンデジとは違うと言うことですね。ですが、例えば、天候の悪い日とか、人混みの中で撮影するということが頻繁にあるのならば、入門機では大変かもしれません。そういう場合は、本格的な仕様の7DやD300ｓあたりがお勧めになりますね。確かに7Ｄのような中級機は良いカメラですが、今度はレンズのほうもタフで高額なものが欲しくなるということで悪循環に陥ってしまいます。ですので、私の提案はとりあえず、入門機を買って5年保証を必ずつけて貰うということです。そして入門機で一通り写真の基礎を学んでから、更に上を目指したいという場合に限り、7Dクラスのカメラを検討したらいいと思います。写真は拘れば拘るだけ、お金がかかります。入門機を買うだけでも、例えば、よい単焦点レンズが欲しくなったり、フィルターが欲しくなったり、クリーニングキットが欲しくなったり、綺麗にsRGBの表示できるパソコンのモニターが欲しくなったり、まともな有料の現像ソフトが欲しくなったりと、オーディオと一緒で、拘り出すと際限なく出費がかさみます。ですので、そこまで深入りする気がないのでしたら、無理に高額なカメラを買うことはお勧めしません。