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はじめまして♪

プロ仕様のアンプでは、ステレオアンプと呼ぶより、２chアンプと言う場合も有るくらいです。
L/Rと言う左右と言うよりは、Ach/Bchとか、ch１／ch２などと表記する場合が多いくらいですねぇ。

さて、プロ仕様アンプをご利用なのに、取扱説明書は熟読されませんでしたでしょうか？
http://proaudio.yamaha.co.jp/products/power_amps/p7000s/
このページから右側の「仕様書」や「マニュアル」から辿れば、誰でも確認出来ますよ。

私もYAMAHA製パワーアンプを１台、他社の物もいくつか所有しています。

２台のアンプを独立動作させる事で、ステレオアンプとして利用出来ます。
１つの入力で２台のアンプを動作させ、複数のスピーカーを別々に駆動するモノラルアンプがパラレル利用。
１つの入力で２台のアンプを信号のプラス側、マイナス側として出力を倍増させるモノラル利用がブリッジ（BTL)利用。

パラレルとは、単にステレオ使用の時に、両chに同じ信号を加えたのと同じ状態です。入力信号をわざわざ２カ所必要とせず、１ッ箇所で済ませるため内部で信号分割するだけですよ。

他社のPA用パワーアンプにもほとんど同機能は備わっています。

たとえば、１００W+100Wで ４Ωから１６Ω対応アンプの場合、８Ωのスピーカー２組をモノラル駆動する場合にはパラレル駆動を利用します。（もちろん、ステレオモードで両チャンネルに同じ信号を送り込んでも同じ。）
ブリッジにすればモノラル４００Wとかになるのですが、対応インピーダンスが２倍となるので８Ω以上と成ります。
この場合、８Ωのスピーカーは2台並列化すると４Ω相当と成り、接続出来ません。

実際の音量は空気をどれだけ動かすか！ と言う部分ですので、４００Wで１本 よりは 会場が広い場面では ２００Wで２本 の方が好ましい場面も多々有るのですね。

さらに、アンプとスピーカーが独立して２組あるため、万が一のトラブル時にも、完全に音が出なく成るリスクを下げる事が可能に成ります。
同じ理由で、スピーカー２本を直列１６Ω相当としてBTL駆動は常識的なエンジニアにはあり得ない接続です。

なお、BTLで出力倍増と書きながら例では４倍としてます。論理的には４倍まで出るはずですが現実的にそんなアンプは存在しません。大抵は２倍から３倍強という所です。