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ＬＶＰ－ＨＣ３８００、４０００については、ＤＬＰモデルで、奥行き感や色彩感に優れ、このタイプの絵でないと満足感が得られないという拘りの強い方達が好む機種です。 カタログ数値のコントラスト比だけだは判断できない、艶やかな映像を出力するモデルと言ってよいでしょう。 かつてのハイエンドモデルはこのタイプが主流でした。 液晶のシャープですら、主力商品はＤＬＰモデルのプロジェクターでした。

しかし、このタイプは欠点も有り、特にポイントは、設置の融通が悪いということです。 必ずスクリーンのセンターに、レンズがこないといけません。 次に、ＤＬＰモデル特有のカラーブレイキング問題があります。 ある特徴的な場面で、虹色のノイズを強く認識してしまう方がいるということです。 これを強く認識してしまうと、映画に集中出来ないとか、場合によっては具合が悪くなられる方もいるようです。 ここは、御家族が一度確認した方がよいと思います。

私自身、ＤＬＰタイプのプロジェクター歴が長く、三菱のシリーズも使用歴がありますが、ＨＣ３８００の機種に限り、視聴の末見送った経緯があります。そんなに、ノイズを認識できる人間ではなかったはずなのですが。

ＨＣ６８００ですが、これは以前からある透過型液晶タイプのモデルで、非常に設置の融通性が高くなっています。 映像に関しては、若干液晶特有の青味というか、緑がかったというか、赤寄りに映像調整したくなる絵がでます。 この辺は、機種によりけり、個人の好みも有りますので、余り強くは触れません。

以上を踏まえてお勧めするならば、初めて購入される方には液晶モデルＨＣ６８００の方が安心ではあります。 只、私自身ＤＬＰタイプが好きな事も有り、条件がクリア出来るなら、ＨＣ３800、４０００をお勧めしたいところです。 しかし、どちらもフルハイビジョンパネルのプロジェクター。 どれも細やかな絵を魅せてくれますよ。

ぶっちゃけ、初めて買う人ならどちらも大差なし。安い方を買ったらよろしい。絵の比較好みだってだって実機の確認もしてないのだから、分からんでしょ。センター設置可能なら、ＨＣ３800にすれば後悔ないでしょ。