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HD画質を得るにはロケフリではなくSlingbox PRO-HDで、となるかと思います。

SMSBPRH111（SB300-120）は日本の代理店が売っている国内保証付き、D端子-コンポーネント変換ケーブル付きモデルの型番です。現在34,980で売っているのがこれになります。

「SB300-100」は同じ機種でNTSC方式対応である点も全く一緒ですが、米国内で売っている物につけられた型番で、壊れても日本の代理店に対応してもらえない米国内保証オンリーのSlingbox PRO-HDです。個人や小売店が輸入して転売しているので、日本円で色々な価格がついています。

Slingbox用のTVボックスはSlingCatcherといい、アメリカではもう売られていないので、欧州から取り寄せることになります。2万円台でイギリス等から個人通販できます。

HD映像の送受信で画質を上げるには、送信側（実家）の上り回線も受信側の下り回線も8Mbpsはあった方が良いそうです。上りをこれだけ出すにはADSLだときついので、光がお勧めです。送信側が低速だと受信側がどう頑張ってマシンスペックを上げても画質をアップできず、無理に高解像度で送ろうとするとカクカクになります。

あと、大容量ストリーミングなのでテレビを長時間見る人はアップロード容量制限のあるプロバイダから措置を受ける可能性があります。使用停止警告が出なくても、使っているうちに速度を絞られてテレビの画質が落ちることがあるかもしれません。

マシンのスペックについては他の方にお願いするとして、MacだとWindowsよりもソフトにリモコン表示等の不具合が起きやすい？みたいなので、ゲストアカウントを貸してくれる人がいてテストできるようであれば、本体を買う前に色々確認してみてはいかがでしょうか。

マンションがパラボラ設置禁止物件であれば、窓際にアンテナを置いてみるという代替策もあります。ベランダがあれば、縦に立てて手すりの内側に目立たない感じでパラボラを取り付けるつっかえ棒みたいな部品も使えます。

Slingboxは遠隔操作で反応に遅延が出る感じのもたつきが起こりますし、Slingboxが不具合を起こせば実家でリセットや再設定をする必要が出てくる恐れもありますので、マンションにスカパーチューナーを置くのが本当は一番だと思います。