一眼レフのシェアはCanonとNikonで殆ど占有されています。
そう言うことがあるので、SONYを勧める人は少ないのですが、独自の光学系を持った一眼なので、それが従来からのカメラマニアに受け入れられていないようです。(この独自の光学系の為に一眼レフとは呼ばないのも、SONYの一眼レフは無い、と言う人が要因になっています)
私はSONYのデジタル一眼は一眼レフを越えたと考えていますが。
通常のカメラはファインダーを覗いている時に、可動ミラーにより映像をスクリーンマット(一種の磨りガラス)に写して、それをペンタプリズムを介してみています。
写真を撮る時にはミラーを上に跳ね上げると同時にファインダーからの逆入光を遮断し、絞りを設定絞りに絞った後に、シャッターが走り始めます。
αシリーズは、可動ミラーは無く、固定ハーフミラーにより、映像の2/3をメインセンサーに、1/3を測距センサーに導きます。
つまり写真を撮る前にはメインセンサーからの情報を電子ビューファインダーに写している訳です。
従って、写真を撮る時には固定ハーフミラーは動かす必要は無く、撮影前から導かれていた2/3の光が届くメインセンサーの前をシャッターが走るだけで済みます。
これにより、可動ミラーが無くなったので、シャッタータイムラグが大幅に減少しました。
また、連射時にミラーをバタバタ動かす必要がないので、連写能力がアップしています。
更にAFセンサーには、メインセンサー前をシャッターが走っていようが、露光中であろうが、常に測距しているので連射時のAF性能がアップしています。
上記のようにαシリーズは常にライブビューでファインダーを見ているようなものなので、背面モニターを見ながらの撮影もファインダーの映像を背面モニターに回すだけで済むので、背面モニターを使った場合ピント合わせが高速です。(他社の背面モニターを使ったライブビュー撮影はコントラスト法なので非常に遅いです。CanonのEOS 70Dを除いて)
欠点は電子ビューファインダーの映像が実際より百分の数秒遅れることと、電子ビューファインダーなのでバッテリーの消耗がやや速いことです。
私が説明するよりも以下のHPに詳しく掲載されています。
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1011/05/news112.html>エントリーモデル?というのがやはり初心者向けでてごろな価格ではあるのですが後にもっといいものが欲しくなるというお話しも聞きます。
それは、あなたがどれだけ写真にのめり込むかによります。
そう言う不安があるなら、エントリーモデルの上級機をお勧めします。
SONYであればα65です。
http://www.sony.jp/ichigan/products/SLT-A65V/feature_1.html