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何を綺麗の定義とおくかによりますが、デジカメではデジタルデータ、つまり不連続なデータとして、フィルムカメラではアナログデータ、つまり連続的なデータとして写真が記録されます。これからわかるように、連続と不連続を同じ次元において比較することは非常に困難です。それぞれの長所と短所を書き出して、どちらが自分にとって優れた製品化を選ぶのが賢い買い物のしかただと思います。たとえば今回の例をみますと、NATURA CLASSICAでは露出補正が自動、フィルム感度もDX方式による自動となっています。けれども、デジカメであればこのあたりを制御することが可能です。NATURA CLASSICA では6つの撮影モードしか選べませんが、デジカメではマニュアルも含めた多彩な撮影が可能です。逆に、NATURA CLASSICA では50というISO感度を利用できますが、デジカメでは最低でも100のISO感度になってしまいます。また、フィルムカメラには現像するまで何が出るかわからないという楽しみもあるでしょう。デジタルならば、レタッチすれば大幅な変更を加えることができるというのも、魅力のひとつになると思います。結論としては、自分の撮りたい写真が取れるほうを選ぶべきということではないかと。綺麗の感覚はひとそれぞれなわけですしね。