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先ほど回答した者です

添付した写真を見ていただければ分かると思いますが、これはソフトバンクでは発売されていないSONYスマートフォンにSoftBankという表示があります。

海外向けモデルであるXPERIA V LT25iにソフトバンクのiPhone 5のnano SIMを挿している状態です。

結論から言うと、ソフトバンクのiPhone 5のnano SIMはドコモのXi端末で使えますね。4G LTEも問題なく使えます。

ソフトバンクは、UMTS(HSPA) 2.1GHz、UMTS(DC-HSDPA) 1.5GHzそしていわゆるプラチナバンドであるUMTS(HSPA+) 900MHz、更に4G LTE 2.1GHz、4G AXGP 2.5GHzを採用しています。

4G AXGPに関しては、専用のSoftBank 4Gスマートフォン・ルーターでないと使えません。

UMTS 1.5GHzは、これも対応するスマートフォン・ルーターでないと使えません

4G LTEはiPhone 5のみです。

まず、Xi端末で使うにはnano SIMアダプタが必要です。

そして、挿すだけで音声通話とSMSだけは使えます。

しかし、3G/4GでのネットとMMSに関しては別です。アクセスポイントの設定(APN)が必要です。

APNというのはGSM/UMTS/LTE規格において、データ通信を行うために必要な接続先を指定する文字列のことです。これは同じ事業者でも、プロバイダごとに異なります。

例えば、ソフトバンクでは、フィーチャーフォン用の銀SIM、スマートフォン用の水色SIM、iPhone(4Sまで)の黒SIM、iPhone 5のnano SIM、4G端末用のSIMで、すべてAPNがわかれています。

他にも、ドコモではISP(プロバイダ)ごとにAPNは異なり、SPモード、moperaなどAPNは別々です。

iPhone 5のnano SIMでは、黒SIM用のAPNと、専用のLTE用APNの2種類が使えます。

黒SIMのAPNで接続すると、LTEにはつながりません。

LTE用のAPNを設定すればLTEにつながります。

本来はソフトバンクは公式にAPNを公開していないので、完全なAPNを公開することはここではしません。ヒントとしては「jpspir」です。これでググればAPNは出てきます。

また、MMSを使うには「jpspir」と、黒SIM用のAPNのMMS設定を組み合わせる必要があります。

APNを設定することで、3G/4Gでのネットが使えるようになります。

ただし、iPhone用のSIMの場合、MMSだけは設定だけでは使えません。ソフトバンクの純正のMMSアプリはありますが、これはソフトバンクのスマートフォン出ないと使えません

①UA(ユーザーエージェント)を書き換える、②あるいは書き換え済みのメーラー、③書き換え可能なメーラーを使う必要があります。

①に関してはroot権限が要るのでおすすめしません。

②は、UA書き換え済みのMMS.apkを手動で導入することで出来ますが、結局これもrootが要るのでおすすめしません

③がもっともやりやすいですね。GoSMS ProなどのUA書き換えができるメーラーでUAを指定すればMMSも使えます。

@i.softbank.jpのアドレスはただのIMAPメールなので、送受信サーバの設定だけで使えます。

また、アダプタの使用には気をつける必要があります。SIMスロット内の端子にはボール型のものと、ピン型のものがありますが、殆どの機種がピン型です。

ピン型の場合、SIMアダプタが引っかかって無理に抜こうとするとピンが折れて壊れます。それで私はXPERIA PのSIMスロットを壊しました。なので、壊れないように気をつけるか、加工するなりした方がいいですね。

パケ死に関しては、ちゃんとjpspirに繋げば一応は定額の範囲に収まってます。ソフトバンクはドコモと違って、ネットワークの認証が甘く、端末によって制限をすることはしてません。

しかし、いつ何時厳しい対応でパケ死するかわかりません。まあその心配は今のところありませんが。




それにしてもF-10Dにするんですか？あれなかなかの地雷ですよ。