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グレーに写ってしまうのは単純に露光量が足りないので露出補正＋１でも明るく写らないというのはちょっと変です。
白いお皿のせいでカメラの自動露出が暗めになってるようなのでもう少し＋補正してみてはどうですか。

画面上での面積の大きな白いお皿に露出が引っ張られて暗く写りやすいので白ではなくて暗い色のお皿や紙、布を使う方法も有ります。
カメラの自動露出は白をグレーに写そうとするので白い部分が多いとどうしても暗く写りやすいです。

色を正確に出したい場合は色の付いた背景ではなくて白黒グレーなどモノトーンのものが良いです。

照明はまた別の要素になってきますが球形で反射のある物を撮る時はちょっと難しくなります。
一番簡単なのは屋外で自然光だけで写す方法です。
ロケーションの良い所なら周りの景色が球の表面に綺麗に写ります。

室内なら半透明のプラスチックシートやトレーシングペーパーの厚手のものでドーム状空間を作りその中に被写体を置いて写す事で見栄えの悪い余分な反射を抑える事が出来ます。
照明はドームの外側から当てると光が全体に周りやすく綺麗に写しやすいです。
ドームを設置するのが面倒な場合は大きめの窓のそばで窓自体を光源として利用する方法も有ります。

ブレスレット程度の大きさでもドームは50cm以上は有った方が良いです。
被写体に対して小さすぎると被写体にドームの内面が写り込み易くなります。
ブレスレットに対して20cmはちょっときつすぎて角のある形状だと角部が表面に写り込んでしまいます。
せっかく簡易スタジオセットをお持ちなので面倒くさがらずそのセット＋曲げられる半透明乳白色のプラスチックシートで上を覆って写す方が綺麗に写せますよ。
（ホームセンターなどに50cmX100cm程度のプラスチックシートが有ります）

照明を当てながら写す方法は光源面積の小さい懐中電灯などでスポット的に照らす方が写り込みの面積は減らせます。
球の表面に光源は写り込みますが面積が小さくなるので見苦しさは少なくなります。
強く小さな反射はアクセントにもなりますし透明な水晶などだとカメラと反対側から照らすと透過光で透明感も出せます。

照明を使う場合は部屋の照明を消したりカーテンを閉めたりして余分な映り込みを減らす方が良いです。
余分な照明を減らすとシャッタースピードが長くなりぶれやすくなるので三脚を使う必要が出てきます。
また、ブレを少しでも抑える為にセルフタイマーを利用してシャッターを切る方が確実です。
（両手が空くので懐中電灯を当て易くなるメリットも有ります）

球の場合、カメラ側から照明を当てるよりサイド方向からの方が表面に写る光源の面積を減らせます。
WG-1のLED光源は反射しない被写体には有効ですが反射しやすい被写体の場合、映り込みが出てしまうので注意が必要です。

参考写真は窓をバック、斜め上からスタンド、その反対の上にレフ版を置いて写したものです。
照明の写り込みは有りますがブレスレット程度の大きさならこんな感じの照明でも大丈夫だと思います。

追加です
トレーシングペーパーは文具店か画材店扱いですが製図用のA1が大きいです。
ただ、製図用のものは薄手でドームにするには向いてないので画材店扱いの厚めのトレス用とレーシングペーパーの方が向いています。
ドームにするなら上にも書きましたがホームセンターで売ってる乳白色のプラスチックシートの方が扱いやすいです。
（大き目のはさみでも切れるので小さくする事も出来ます）

陶器の白皿を使うならやっぱり露出補正で明るく写すかマニュアル設定で好みの明るさに調整するのが良いです。
パソコンで明るさを調整する場合、極端な補正は画質が落ちてしまうので微調整に留める方が良いです。

参考写真はアメジストとスモーキーのハイブリッドです（シトリンと言えなくも無い微妙な感じですが・・・）
水晶類は光の当て方次第で写りが大きく変わるので色々試すのも面白いですよ。