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ディスク構成のRAIDについて教えてください。 200MBのHDD5...

ディスク構成のRAIDについて教えてください。
200MBのHDD5台でRAIDを組む時、データ記憶容量に使える容量について質問があります。 仮に200MBのHDD2or5台でRAIDを組む時、各RAIDでHDDの使い方が異なると思うのですが
データの記憶容量として使える容量の差を確認したいです。

以下、自分なりに調べてみた考察です。
合ってるか間違ってるか確信を得たいので、御指摘願います。

RAID0:複数のディスクに分散してデータを記憶し、アクセスの高速化を図る方式。1000MB使用可能
RAID1:2台のディスクでのミラーリング。両方同じデータを書き込むので1台分の200MB使用可能
RAID2~4:1台のHDDがパリティやECCの記憶に使われる。800MB使用可能
RAID5:複数台にデータとパリティを分散して記憶する。1000MB使用可能

自分が特に確信をもてない部分は「RAID5の時、全部のHDDにデータとパリティを記憶するが、1000MB全部データに使えるのか、
またはパリティの為に幾らかデータの記憶に使える容量が減ったりするのか?」というところです。

10月の資格試験のために勉強中なのですが、周りに聞ける人がいない為質問させていただきました。
宜しくお願い致します。
Yahoo!知恵袋 5858日前
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【RAID0】
ストライピングとも言われる。
データを複数ブロックに分け、複数台のHDDに分散する。
容量は単純に合計となり、速度も理論的には台数倍に向上する。
欠点は、RAIDを構成するHDDが1台でも故障すると、全データが読めなくなってしまうこと。
冗長性を持たないため、狭義にはRAIDの範疇には含まれない。
n台構成時、速度はn倍、容量もn倍。

【RAID1】
ミラーリング。
最小構成は2台で同一のデータを保持。だけど、やろうと思えば、3台以上でのミラーリングでも理論上はRAID1。
全ドライブ容量のうち2台構成なら1/2、3台構成なら1/3という具合。要するに1台分。
容量面の無駄は大きいけれど、記録時のパリティ計算や、アレイ破損時の読み込みでもパリティからの計算が無いため、パフォーマンス低下が少ない。
パフォーマンス面では、書き込みは1台のときと変わらない。
読み込みは、アレイを構成するHDDに同じデータがあるので、RAID0と同様に、複数ドライブから読むことで高速化することは可能。
n台構成時、書き込み速度は1倍、読み込みは1倍ないしはn倍、容量は1/n。

【RAID2】
最小5台構成で、ビットに対してハミングコード(ECC)を作成。
2bitのデータに対して3bitの訂正符号が必要なため、無駄が大きく、理論上のみのもので、使用されることは無い。
n台構成時、速度は正常時で2/5*n倍、損傷時1倍、容量は2/5*n(ちょっと自信なし)

【RAID3】
最小3台構成。ビットまたはバイト単位でドライブ故障時のためのパリティを生成する。
他のデータドライブ2台はRAID0のように高速化も可能なのに、パリティドライブが1台のため、パリティドライブの速度、つまり1台の速度でしかアクセスできない。
最小構成であれば、容量は全容量の2/3。
n台構成時、速度は1倍、容量は(n-1)/n倍。

【RAID4】
最小3台構成。RAID3がビットまたはバイト単位でパリティを生成していたが、RAID4ではブロック単位になる。
パリティはやはり単一ドライブになるため、パリティ書き込みドライブの速度に依存する。
最小構成時は、全容量の2/3の容量が使える。
n台構成時、速度は1倍、容量は(n-1)/n倍。

【RAID5】
最小3台構成。分散データガーディング。
1台をパリティ、他のドライブはデータをRAID0同様に分散する。
ドライブA、ドライブB、ドライブCとして、最初は、AとBにデータ、Cにパリティ。
次はBとCにデータ、Aにパリティ。その次はAとCにデータ、Bにパリティ。という具合に、パリティを保存するドライブを順次変えていく。
n台構成時、速度はn-1倍、容量は(n-1)/n倍。

【RAID6】
最小4台構成。RAID5より安全性を高めたもの。
RAID5はそのシステム上アレイを構成するドライブが1台までは異常が出ても大丈夫だが、2台以上の異常には対応できない。
異常ドライブを交換する際に誤って正常なドライブを抜いてしまうとか、リビルト中に別のドライブが異常を起こした場合などはデータが失われる危険がある。
数十台にも及ぶドライブでのアレイではRAID5では保護が不十分なため、パリティを2台とすることで安全性を高めた方式。
ただし、呼び方は各メーカーまちまちで、RAID6は統一された呼称ではない。
アレイのうち2台までは異常が出ても正常に動作する。
n台構成時、速度はn-2倍、容量は(n-2)/n倍。


なお、RAID2~6は、エラー訂正用の符号はコンピュータのCPU、ないしはRAID専用のプロセッサを用いて計算されるため、実際はその分の速度低下がある。
Yahoo!知恵袋 5856日前
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質問者が納得【RAID0】 ストライピングとも言われる。 データを複数ブロックに分け、複数台のHDDに分散する。 容量は単純に合計となり、速度も理論的には台数倍に向上する。 欠点は、RAIDを構成するHDDが1台でも故障すると、全データが読めなくなってしまうこと。 冗長性を持たないため、狭義にはRAIDの範疇には含まれない。 n台構成時、速度はn倍、容量もn倍。 【RAID1】 ミラーリング。 最小構成は2台で同一のデータを保持。だけど、やろうと思えば、3台以上でのミラーリングでも理論上はRAID1。 全ドライブ容量...
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