プリンタの修理屋です。
この機種はインクジェット方式のコンパクトフォトプリンタで、実は現在、このシリーズは販売されていません。
強力クリーニングを行って変化がなければ、修理が必要と考えてよいでしょう。
この機種は2006年9月の発売です。買換えを視野に入れてもおかしくありませんね。
ちなみに、修理代はキヤノンの窓口に持ち込みで7,350円、宅配サービスを使えば+1,575円です。
高いと思うか安いと思うかは、あなたしだいです。
普通は買換えを考えるとは思いますが、いくつかの選択肢があります。
1、mini220 と同様のインクジェットの写真専用機だとEPSONにあります。カラリオ・ミーというシリーズです。
2、キヤノンではセルフィというシリーズがあり、こちらは昇華型のプリンタで、それを購入する。
http://cweb.canon.jp/cpp/lineup/index.htmlスペック上は mini220 に比べるとかなり見劣りするのですけど、写真の仕上がりは上かも知れません。
少なくとも個人的にはインクジェットよりも昇華型に軍配を上げます。
ただ、問題がいくつかあります。
インクシート(インクタンクではなくインクを塗布したフィルムを使います)と専用の用紙をセットしたイージーフォトパックしか使えません。
http://cweb.canon.jp/cpp/option-supply/index.htmlコストについては、インクジェットとは単純に比較できませんが、昇華型の場合はどのような写真であっても、コストは常に一定です。
平均するとインクジェットよりも安いかも。
インクジェットは濃い写真を印刷するとかなり高くなっています。
もうひとつ、完全なフチナシ印刷は出来ません。(CP770を使っていましたが、今でも変わらないと思います)
L判の場合、長手方向に耳があり、そこまではみ出して印刷させ、印刷後に折って取り去ります。
フチにギザギザが残るわけです。
画質は、軽やかで個人的には好きです。比較するとインクジェットはべとついた感じがします。
3、PIXUS MP490、もしくはMP270を購入する。
この2機種は、いかにも「パソコン用のプリンタ」というなりで、若干抵抗があるかも知れませんね。
価格的にはこちらのほうが安いはずです。
この2機種はランニングコストが高い機種なのですけど、mini220に比べればむしろ安いくらいの機種です。
これらの機種はMINI220と同様にインクを紙に吹きつけて印刷します。4辺フチナシ印刷も対応しています。
最大のメリットは、インクとヘッドが一体型なので、インクを交換すれば購入時の画質に戻るということです。
MP490 は液晶表示がついて、カードダイレクトに対応、
MP270は液晶表示はなく、PictBridge(カメラダイレクト)に対応。
もう一ランク上のMP550だと、ランニングコストもかなり安くなって、カードダイレクトもカメラダイレクトも対応しています。
こういった複合機は、何かのときにコピー機としても使えるので、便利といえば便利です。
ただ、便利といって使いまくればインク代がかなり高くなります。
価格は以下のページを参考にしてください
http://store.canon.jp/user/UserMain/jsp/top/pr?svid=1http://shop.epson.jp/goods/drillDownCom/goodsListAction.doこういうページもあります。
http://kakaku.com/pc/printer/